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火災の発生は、日常のちょっとした不注意が原因となるケースがほとんどです。万一、起きてしまうと、近隣の住居まで被害が及びかねません。 自分の室内から出火した場合、事故を最小限にくいとめるための初期消火(備付けの消火器等による)は当然ですが冷静に判断し、処理しなければなりません。天井に火がつく直前までが初期消火の限界で、天井に炎がまわり一気にバッと火の海がひろがることを「フラッシュ・オーバー」といいます。そうなってしまうと、ただ逃げる以外に方法がありません。室内に非常通報装置があればこれを利用し、無い場合は「火事だ!」と大声で叫んで付近に知らせるとともに、119番に素早く要領よく通報することが大切です。ただ、動揺することも必然ですので第三者に通報の依頼をするのも適切な処置といえます。 マンションは各戸が耐火構造で区分けされていますので、隣り近所から火事が発生した場合は、窓やドアなど開口部をしっかり閉めて、煙や火があなたの住居内に飛び火しないように、適切な措置をとれば、まず類焼の恐れはありません。 特にバルコニーやパイプスペースは燃えやすい物を置かないようにして、延焼の防止に心がけましょう。 避難通路は、共用廊下側に火が回っていればバルコニーからになりますが、パーテーション(間切り板)を破って隣のバルコニーへ移る方法とバルコニーの床のフタを開け、上下階へと続くハシゴをつたって逃げる垂直避難口の2つのタイプがあります。 いずれにせよ、パーテーションや避難口をふさぐような物は一切置かないよう緊急時に備えてください。廊下や階段もいざという時の重要な避難通路ですから物を置くことは禁じられております。 |
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マンションはドア1つでプライバシーを確保できるので、隣り近所とのつき合いがないところに防犯上の盲点があります。 いったん室内に入り込まれると、いわゆる密室犯罪に発展する可能性がないとはいえません。留守にする時はちょっと一言、お隣に声をかけ合うようにしましょう。 外出するときは、玄関のドアに鍵をかけるだけでは万全とは言えません。窓のサッシの鍵も忘れないようにしましょう。バルコニー伝いに侵入されるケースもあります。 来訪者には用心のためにドアスコープで確認してからドアチェーン(ドアガード)をつけたまま対応しましょう。 また、郵便受けに郵便物や新聞などためておくと、留守を知らせるようなものです。できればお隣にお願いするのも方法です。 |
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地震に関しては、日頃から住宅内の家具がグラグラと倒れやすい状態にあったり、不安定状態で物を高く積み上げないことが大切です。家具類は転倒しないよう固定金具で止めておけば安心と言えます。 地震がきた瞬間、まず玄関ドアを開けます。これは建物がゆがんでドアがあかなくなり、住宅内に閉じ込められるのを防ぐためです。しかし、すぐに外へ飛び出すのは危険です。火元の確認と火の始末もお忘れなく。 |
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