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台 風
 マンションは一般の木造に比べると、強風にも強い構造になっています。
 台風のときに注意すべき点は、強風よりもむしろ雨水による浸水や飛来・落下物です。
 台風や強風の日は、バルコニーに置いている植木鉢類は室内にいれ、落下防止や窓ガラスに当たって破損するのを防いでください。
 また、バルコニーの排水口の詰まりにも注意し、風や雨による被害の予防に心がけましょう。
 
 
避 難
 火事や地震のときなど避難する場合は、エレベーターは自動的に停止しますので使用できません。必ず階段を利用して地上へ避難してください。エレベーターを使用すると途中で停まってしまいエレベーター内に閉じ込められてしまうことがありますから大変危険です。
 日頃から避難経路を妨げないようにし、指定の避難場所を確認しておきましょう。また、消防訓練実施時には、すすんで参加し防火防災について関心を高めるようにしてください。
 
 
保 険
 マンションの保険は管理組合がマンション管理の一環として共用部分に付保するものと、居住者が自己の所有部分に付保する場合とで、保険の種目は異なります。
 また、契約方法には掛捨型と積立型とがあり、期間も1年毎の契約や3年、5年等の長期契約もあります。
(1) 共用部分
 管理組合が管理規約に基づき、全共用部分を対象に一括加入する方法が一般的です。
 最近では、掛捨てではなく、将来の大規模修繕費用の積立金を運用する目的で「積立団地保険」が主流になっています。
 補償内容は、火災、落雷、ガス爆発により界壁・廊下が損壊、わん曲した場合等です。
 また、特約で「施設賠償責任保険(漏水担保特約)」を付保することによって、外壁がはがれ落ちて通行人にケガを負わせたケースや共用給排水管が破裂し、居住者の住戸や家財を汚損した場合などの時に管理組合が被害者に支払わなければならない損害賠償金が補償されます。
(2) 専有部分
 居室内部を対象としたもので個別付保が原則です。火災のみならず災害に対する広範囲をカバーした「マンション(団地)保険」が最適で「傷害保険」の特約を付保すればマンション外での傷害・損害事故も補償されます。
 ※ 住宅金融公庫や銀行の住宅ローンを利用されている場合は「特約火災保険」の付保が条件になっておりますので確認してください。
 ただし、建物の火災保険のみで家財の火災保険・賠償関係は付保されておりません。
(3) その他の保険
 マンションは構造上「ある時は加害者であり、ある時は被害者」となりうるケースが多々あります。
 漏水問題はその最も特徴のある事故といえます。洗濯機のホースが外れたり、台所の蛇口を閉め忘れて、ちょっと外出した間に水が溢れ、階下の天井や壁・床を汚すことになります。
 しかし反対にある時、突然に天井から水が漏ってくることもあります。これは住戸が上下階に連続しているマンション故に起こることです。
 この場合に補償する保険の種目が「個人賠償責任保険」です。契約は管理組合で一括付保する方法と個別に付保する方法がありますが、いづれにしてもこの保険はぜひ加入しておきたいものです。
 「備えあれば憂いなし」万全を期していてもウッカリのミスがないとはいえません。安心と安全はまず適切な付保でガードしましょう。

 
ニチモ株式会社では、ご購入すべての方に住宅のお引渡しから1年間の期間に限り保険金額500万円の「マンション保険」(家財対象)をセットサービスさせて頂いております。
 保険金額の上乗せ加入や「交通傷害保険」をおすすめいたします。掛捨方法と積立方法や保険料が割引きとなる長期契約もあります。
 

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