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生活騒音

防音対策

(1)

お子様の遊び
 部屋中走りまわったり飛びはねたりする時の床の衝撃音は、ご家族にとっては気にならなくても、階下に暮らす人にとっては意外なほどの不快感を与えているのです。

 和室を子供部屋に当てたり厚手のカーペットを敷くなどの防音対策はありますが、廊下やバルコニーでは、静かにするよう注意してください。

(2)

ピアノやステレオ
 音の出るものは壁と間隔をあけて設置すること。間に厚手のカーテンを吊るし、カーペットや台の上に置けばさらに伝播音をおさえることができます。
 勿論、可能であれば防音工事をするのが理想的。

 でも、それ以前に早朝と深夜の使用を控えるのがマナーです。

(3)

パーティや家族行事
 窓やドアはきちんと閉め、夜は早めに切りあげましょう。

 できれば隣り近所にあらかじめ、ひとこと断っておきたいものです。

(4)

ドアや窓の開閉
 ドアを開けっぱなしにしておくと、風で勢いよく閉まることがありますから要注意!
 特に玄関のドアは、付近一帯に響きますから静かに開閉するよう心がけてください。その他窓や障子、襖も同様です。

(5)

入浴、洗濯機
 毎日のことですから、迷惑を考えて深夜だけは避けましょう。

 洗濯機は低騒音の機種を選んだり、底に台や防振ゴム・マットを敷く手段もあります。

(6)

家具の移動、物の落下
 床に厚手のカーペットを敷いたり、テーブルや椅子の脚にゴムキャップをはめるなどして、階下への反響を防いでください。

(7)

深夜の帰宅
 静まりかえった夜はなおさらのこと、共用廊下での靴音に気づかってください。
 この他、給排水音や風鈴、掃除機、クーラーの振動など、時間さえ選べば許される範囲のものもあります。

 

苦情への対処

 騒音による入居者同士のトラブルに関しては、原則として当事者だけで話し合うことになります。
 相手の住居内に行ってみなければ気づかない騒音もありますから、苦情を受けた場合は被害者の身になって振り返ってみてください。

 また解決が困難であれば管理組合の役員に依頼して、今後のトラブル防止のためにもマンション全体のルールをとり決めておくべきでしょう。

 
 

水漏れ

水漏れ防止の注意事項

(1)

大量の水を使わない。
 室内およびバルコニーや玄関は防水加工されていません。大量の水をこぼせば、そのまま階下の住居へと漏れることになります。
 玄関やバルコニーの水洗い掃除、また水遊びや手洗いの洗濯は禁物。バルコニーの排水口も詰まらないよう、きれいにしておきましょう。

(2)

洗濯機は点検しておく。
 使用中に排水ホースがはずれたり、水が洗濯機や防水パンからあふれることもありますから、全自動式のものは特に要注意。
 この他、給水ホースの状態なども日頃から気をつけてください。

(3)

蛇口はきちんと締める。
 工事などで断水するとき、蛇口を開いたままにしておくと、給水が始まってからいつの間にか水があふれていることがあります。
 最後まで確実に締める習慣をつけておきましょう。

(4)

異物は流さない。
 流しに野菜や食用油を捨てたり、トイレに紙オムツやティッシュ、生理用品などを流したりすると排水管が詰まって逆流し、水があふれることがあります。
 食用油は紙に拭きとった後、ビニール袋に入れて生ゴミとして捨ててください。

(5)

排水口、排水管を掃除する。
 浴室は特に髪の毛などのゴミがたまりやすいので、マメに除去して詰まりを防ぐこと。
 また排水管内の付着物も詰まりの原因になります。

 

漏水事故発生の対処

 大量の水をこぼしたら即、階下と両隣の入居者へ連絡。
 管理員にも知らせて、補修等の話し合いをしてください。
 勿論、処理後のお詫びも忘れずに。

 補修費用に関しては、個人賠償責任保険に事前に加入しておくことをおすすめします。

 


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