国によって、安全性の調べ方が違うのですか?
基本的には同じです。でも、安全性を調べるのには、時間がかかります。たとえば、アメリカで作られていて、日本に輸入される遺伝子組換え農作物は、両方の国で、その安全性が確かめられている。ただし、アメリカはアメリカのお役所で、日本は日本のお役所で、それぞれ、当然、別々に審査しているので、必ずしも同時に、「よいしょ!」って掛け声をかけて「安全だって確認しました。植えても、作っても、輸入してもいいですよ!」っていうふうに、確認ができるわけではないんですよ。
アメリカのお役所が安全だって言っても、日本では、まだまだ・・・っていうこともあるんですか?
そのとおり!本当は、日本でも安全が確かめられてから、アメリカで作られればいいんだけれど、実際には、その遺伝子組換え農作物を作り出した会社が「もう、安全性が確かめられたから、早く作りたい!日本に輸出されなければいいんじゃないか?」って、種を売ってしまうことがあったのです。
じゃあ、そういう遺伝子組換え農作物は、日本には入ってこないんですね。
そうでなくてはいけないんだけど・・・。それが入ってきてしまったのが、最初に紹介した、スターリンクというトウモロコシ、ニューリーフというジャガイモ、55−1というパパイヤなんです。
え、入ってきちゃったんですね。
そう、アメリカのお役所も、「そういう遺伝子組換え農作物は、日本に輸出されないようにきちんとほかのものとわけているから大丈夫!」って胸を張っていたんだけどね。信用していた日本のお役所や、私たち消費者は、困ってしまった。もっとしっかりして欲しいですよね!
そんなものが入ってきちゃったんだ!大変!
いえいえ、実際にはそうではないんですよ。