食品の安全性の量り方

食品には、それ自身にリスクが存在していることがわかりました。リスクの判断は常識を持ってしなくてはいけないのですね。ただ、リスクがあるということを聞いているだけでは判断を間違えそうです。そのリスクが問題ないレベルならいいということですね。それでは遺伝子組み換え食品についてはどういうふうに考えればいいのでしょうか?

そうそう、そのとおり。コロクン、さえてますね。さて、これらのことから、遺伝子組み換え食品を含めて、食品の安全性の評価は、現存の食品と比較して、安全性に問題がないかという視点から考えていくのです。たとえば、ダイズなどでは消化不良を起こしたり、アレルギー反応を起こしたりするたんぱく質が存在していることが知られています。ですから、私たちは、そのようなたんぱく質ができる前に枝豆として食べたり、あるいは、煮豆のように調理してから食べたりするわけです。これらの、消化不良を起こす物質や、アレルギー源物質の量が変わっていないかを判断するのです。

へえ、そうなんですね。遺伝子組み換えをして、食品として何かが変わっていないかをもとの食品を比較をするのですね。

そうです。ですので、化学物質のように、危険性があるかないかを評価するというわけではなく、現存の農作物と比べて安全性に問題がないか、言い換えれば、同じくらいのリスクしか持っていないということを確認するのです。これが「実質的同等性という考え方です。

そのえーっと、「じっしつてきどうとうせい」っていう難しい言葉をもう少し教えて下さい。

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