微生物の好きな食べ物は何でしょうか?
微生物にはいろいろな種類があって、いろいろな物質を好物にしていることは、「いろいろな微生物の話」のなかでしています。しかし、基本的には、同じ生物である人間と同じく、炭素と酸素と窒素を主な構成成分にしています。そのほかにも、硫黄やリンやナトリウム、カリウム、カルシウムなどの元素を必要としています。だから、あまり極端なものは好物にしたりはしません。
しかし、私たちの排泄物も、石油(昔の植物の残骸から化学反応によってできた)も、生物体由来の物質で、これらは私たちは食べられませんが、微生物の中には好んで食べるものがあることは確かです。たとえば、下水の処理には微生物も利用されますが、下水処理場で利用される微生物は、私たちの排泄物を好んで食べてくれます。
微生物の中には鉄やマンガンや、はてはウランまで取り込んだり利用したりするものがありますが、それらは利用される場合でもエネルギーを取り出すために使うだけで、やはり、そのような微生物の体は炭素、酸素、窒素をはじめとする元素を材料にしています。