火星でも微生物が見つかったと聞きましたが本当ですか?
火星から飛んできたと断定されたいん石が南極で発見され、そのいん石を電子顕微鏡で観察したら、微生物の化石と思われるものが見つかったという報告がありました。この発見は、科学者の間でも論議をうみましたし、人々にロマンを与えてくれました。映画のような火星人はいなくても、実際に火星に生命がいたという証拠だからです。しかし、科学者の中には、これは微生物の化石ではないと主張している人もたくさんいます。確信を持って判断するのは、もっと証拠が集まってからの方がよさそうです。今現在、火星に生命がいるのかどうかについては、NASAが火星探査機で調べようとしています。
今の火星は大気も薄く、極地(火星の北極と南極)の氷を除いて、液体状の水は地表には存在しません。地球型の生命には水が必須ですので、現在の火星の表面にはそのような生命の存在する可能性は低いでしょう。しかし、以前には水があって、川の様に流れていたことを示す痕跡が火星の表面にはたくさん残っています。だから、以前に生命が存在した可能性は否定できません。また、現在も表面ではなく火星の内部にひょっとすると水が残っていて、そこに細々(でないかもしれませんが)と生命が残っているかもしれません。