◇◆子どものための日本文化教室◆◇

現在休会中

 国際化という名の下に子どもたちを取り巻く教育環境は、日々急激な早さで変化しております。しかし英語や通信技術といった「手段」ばかり身に付けても、日本人としての中身がなければ本当の国際人とは言えません。
 日本には世界に類をみない素晴らしい文化があります。日本の風土・四季の移ろいを楽しむ日本人の感性が、豊かな文化・芸術を生み出してきました。新世紀を生きる現代っ子にこそ、感覚の成長期にある幼少年の時期に、自国の一流の芸術、文化に触れてもらいたいと願います。


■指導方針                                             
1.一流の講師陣を迎え、独自のカリキュラムにより、子どもたちが自ら学び、考え、楽しさを見つけだせるように導きます。
2.学校教育における知識教育のみではなく、国語・社会・理科・生活・音楽・図画工作・家庭・道徳が、日本文化の中でそのまま身に付く生きた総合教育を実現します。
3,少人数制により個性を尊重し創造性を養います。

■指導内容
各日程(年間20回・各土曜日)、主要教科目を中心に四季の生活様式を取り入れ、日本音楽、美術、茶道、礼儀、作法(心のコミュニケーション)、古典文学、歴史、自然、味覚等を、身につけます。

■指導陣
主任講師 南部 峯希  伝統芸術振興会会長
                東京芸術大学大学院音楽研究科(能楽)、音楽教育研究生修了。
                平成2年度博報賞(伝統文化教育部門)・文部大臣奨励賞受賞
講   師 桜井 宗梅  裏千家名誉師範
       安福 建雄  能楽高安流大皷方・人間国宝
       樹下 龍児  文様研究家
       後藤 紘一良 料理人 新宿「龍雲庵」店主
       東音石川 賀要子  三味線演奏家 東京芸術大学邦楽科卒業
       大倉 源次郎  能楽大倉流小皷方・大倉流宗家
       観世 元伯  能楽観世流太鼓方                      ほか
専任講師 中島 由美  陶磁研究家 東京芸術大学大学院美術研究科修了 
特別講師 日野原 重明  聖路加国際病院理事長
顧   問 伊藤  朗   元青山学院初等部長
       石郷岡 二郎 元東京都立教育研究所部長

■期 間:平成18年4月〜平成19年3月 年間20日 各土曜日

■会 場:アイマークタワー・2階(東京都中央区月島1-8-1)
     地下鉄有楽町線・大江戸線「月島」駅下車7番・8番出口より徒歩1分

詳細は問い合せ先までご連絡ください


平成17年度のお教室から

 子どもたちが日本の素晴らしい文化に触れ、新たな発見をする教室が、第四期を迎えました。年少の幼児から小学校六年生まで、子どもたちは何と出会い、何を発見し、どのように成長したのでしょう。

 「子どものための日本文化教室」は毎年四月開校です。第三期修了式として、平成16年3月26日に江東区文化センターにおいてお茶会を催しました。毎年教室では年3回、桜井宗梅先生のご指導のもと、茶道のお稽古が行われています。茶道のお稽古は、お茶を点てて、いただくだけではありません。ご挨拶、季節のお花やお菓子、お道具の名前や扱い方など、多くのことを学ぶ場です。修了式では保護者の方々をお客さまにお招きして、子どもたちがお茶を点て、お運びをして、学んできたことをご披露しました。

 第四期には、前年度に引き続いて文様、謡、小皷、大皷、太鼓、茶道、長唄、三味線、日本料理、和服など、一流の講師陣から、子どもたちは多くのことを学びました。

 第三期に引き続き今年も聖路加国際病院の日野原重明先生を特別講師にお迎えして「生命を知る」のお話を伺いました。

 小皷や大皷、太鼓は、お道具のお話を伺い、組み立て方も実際に見せていただきます。小皷に取り組む小さな手が良い音を響かせると、真剣な表情から思わず笑みがこぼれます。

 普段の教室は、子どもたちの集中力を高めるために、お父様やお母さまと離れての授業としていますが、懐石料理の会は保護者の方とご一緒の参加といたしました。お子さまと並んで、お母さま方も先生の説明に一生懸命耳を傾けていらっしゃいました。

 今期の後半にも、長唄、和服、季節の花などの内容を予定しております。また、修了式には、一年の成果をご披露できることでしょう。子どもたちの目を見張る成長から多くのことを学ぶのは、むしろ講師や保護者、大人たちなのではないでしょうか。