業界のバイブル、輸入服地特集号 |
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日本洋装新聞社では昭和34年以来輸入服地特集号を発刊してきた。注文洋服業界では近い将来、英国毛織物を中心とした輸入品が、大きなウエート占めることを確信していたからである。 |
「ミル物」とはメーカー直輸出の毛織物 |
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今でこそファッション性に優れたイタリアに第一位の席を譲っているが、かっては輸入紳士服地といえば英国製の服地を指していた。 |
個性的な色柄で売る「マーチャント物」 |
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ウールン・マーチャントというのは文字通り毛織物商だが、業界では主にロンドンに本社を置く毛織物の輸出業者を意味する。彼らは自社独自の色柄の服地を自分のリスクで毛織りメーカーに発注して織り上げてもらったものを在庫し、その服地の一部を週刊誌の半分ぐらいの大きさに切り、これを何枚かを束ねてバンチ見本作る。 |
リーゼント通りを挟んで東西に拠点 |
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ロンドンの有名なショッピングゾーン、リーゼントストリート挟んで西と東に主なウールン・マーチャントのオフィスがある。東側のゴールデンスクェアには世界一のスケールを誇るドーメル社、品質の高さと、シックな柄行きで知られるフインテックスのショールームを初めとする数社の本拠地が置かれている。 |
ウールンマーチャントとテーラーの関係 |
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ヨーロッパのテーラーは、日本のように服地の現物は置いていない。礼服地のような定番以外はウールン・マーチャントから送られてきたバンチ見本から好みの服地を選び出さなければならない。 |
英国との交流、公私ともに密接に |
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輸入服地特集号の情報の7割は英国に関することで埋められている。いやが上にも英国との関係が深くなる。英国大使館、総領事館との交流も増える。関西日英協会会員にもなった。英国から輸出ミッションがやってくると、懇親パーティが行われるが、これにもよく出席した。 |
秀才一家のフィックス家に招かれて |
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輸入服地特集号には毎号寄稿してくれているゴッドフレー・フィックス氏は、毛織物の本場ブラッドフォードの地元新聞の記者を勤めていたが、退職後、英国毛製品輸出協会のPR担当となった人である。 |
同業のよしみフィックス氏との交流 |
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ロンドンから飛行機でブラッドフォードへ出かけたときのことである。霧で飛行機が遅れたうえ、ミッドランドというかなり離れた別の空港に到着、そこからバスでブラッドフォードへ向かった。フィックス氏を2時間以上待たせてしまったにもかかわらずニコニコ |
ダイアナ妃の手は冷たかった。京都で歓迎会 |
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英国のチャールズ皇太子とダイアナ妃が京都を訪ねられた機会をとらえ、関西日英協会では昭和62年5月9日、京都のミヤコホテルで歓迎パーティーを開いた。東西の日英協会のメンバーを中心に英国に関係の深い人々が大勢参加した。 |