
新聞の欠点を補う雑誌を目標に |
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VP(ヴィピィ)、日装が年に1回発行しているメンズファッション雑誌の名前である。写真ばかりで構成され、文章が1行も入っていない珍しい雑誌である。 |
お洒落VIPを対象に、雑誌名をVP |
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いつぞやから、我が社でもテーラーニュース社に負けない美しい写真を多数掲載したスタイルブックを出版したい、との願望が芽生えてきた。 |
メンズファッション雑誌は倒産か廃刊 |
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昭和48年に第1号を発刊することになったが、それに先立ちヨーロッパ、アメリカのメンズファッション雑誌の経営状態を調べてみた。残念なことにメンズファッション雑誌のほとんどは廃刊、あるいは倒産に追い込まれている。 |
無料の写真収集が生き残り条件 |
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男子服飾雑誌の出版社が成り立たないのは、メンズウェアはレディースと違って流行の変化が少ないのと、男性そのもののファッション意識が低いため、販売部数が伸びないのが大きな原因となっている。 |
ヨーロッパの新作写真の入手に専念 |
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ヨーロッパのデザイナー、クチュール、ブティック、アパレルメーカーでは、年に2回、春夏と秋冬の新しい作品を発表する。宣伝用の写真を写しているところも少なくない。この写真を入手し、使用すれば、洋服代もモデル代もカメラの費用も一切いらない。 |
一枚の写真からスタートして |
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新しいデザインの洋服をPRするために、一流モデルを使って写真が撮られる。印刷を目的にしているので、リバーサルフィルム(ポジ)を使うケースが多い。 |
移動の激しい「プレスアタッシェ」 |
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名の知れたクチュールには「プレスアタッシェ」といわれる広報担当者がいる。ほとんどが女性だが、男性の場合もある。新聞、雑誌社の窓口になっているので、密接なコミュニケーションを取っておかなければならないが、専門職のためか移動が激しい。昨年はH社のプレスアタッシェとして活躍していた人が、今年はC社広報係になっていることも度々あった。 |
ファッションは進み過ぎず、遅れない |
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昭和48年8月の末にVP(ヴィピィ)第1号が完成した。9月から始まる秋冬物商戦に間に合わせるには、ぎりぎりのタイミングである。 |
消費者にはテーラー経由で |
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VP(ヴィピィ)の編集方針もこの辺を狙いとした。進みすぎず遅れない。最初に見たときはこれは少々行き過ぎではないかと感じる程度の先取りで、2年ほどたってみるとなるほどと納得するような作品を主に紹介した。 |
アダルト向きでは世界一豪華 |
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本に手持ちの生地の小さな見本を張り付け、この生地で、写真のスタイルの洋服をお造りになっては、と、提案型のセールスの武器として使用し、手持ち在庫を一掃した店もある。 |