I am a Parkinson's
Disease
目 次
SINCE 2001.10.1
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| 【有名患者】 |
| アリ、ケ小平、ローマ法王も |
吾輩の仲間が居候を決めこんだ先を紹介しておこう。ここでは分かり易いように、社会的に名の知られた人ばかりをあげてみたが、吾輩の仲間は一流ブランド好みばかりではない。隙があれば誰でもかまわない。身近なところから食らいついていくつもりだ。 現在、アメリカには約百万人のパーキンソン患者がいるといわれている。クリントン大統領時代に司法長官を務めたジャネット・リノ、TVシリーズ「ファミリータイムズ」で人気を得て「バック・トゥ・ザ・ヒューチャー」への出演が決ったカナダ出身の俳優・マイケル・J・フォックス、それに「蝶のように舞い、蜂のように刺す」と言われた世界チャンピオンボクサー・ムハメッド・アリ。彼はアトランタオリンピック時に震える手で聖火を持ち、観覧者、お茶の間でテレビを見ていた世界の人々に大きな感動を与え、吾輩らの存在を全地球規模でPRしてくれた。難病医療の研究を進めるための財団まで設立した。 ロシアのブレジネフ、中国のケ小平などの名もあげられる。 ローマ法王ヨハネ・パウロ2世は90年代初めから手が震え出し、法王庁は81年の暗殺未遂事件で神経系が侵されたことが原因と説明してきたが、顔面の硬直や前かがみでゆっくりした歩きといったパーキンソン病の症状がでてきたため、パーキンソンに罹っていることを明らかにしたらしい。吾輩の仲間が居候を決めることは、公表を憚るほど不名誉なことと考えられているのか。吾輩らにとっては嬉しくないことだ。
日本では「心理試験」、「孤島の鬼」、「人間椅子」などの著者として知られている推理作家・江戸川乱歩。
女性では「愛すること信ずること」、「ひつじが丘」、「氷点」などの作品を残した三浦綾子などの人々である。
それぞれ独特の個性を持った人ばかりで共通点を見付けることは難しい。強いて云うならば「与えられた任務を真面目に遂行するという性格の持ち主」ということになりそうだ。
吾輩の仲間に聞いてみても「どうでもいいや」というずぼらな性格の持ち主は苦手で、相手にするのは嫌だというものが多い。 生活習慣というかライフスタイルに何か共通点 がないものかと、世界中の研究者が吾輩の正体を明らかにするヒントを見つけるために努力しているが、ある種の蛋白質、ビタミンB6、ストレスがかなり密接な関係を持っていることが判っている程度で、酒、タバコ、糖分、肉食、偏食、過食、環境ホルモンなどとの関連性などは明らかになっていない。
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