I am a Parkinson's
Disease


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SINCE 2001.10.1
wagahai
【典型的な症状8】
正しく発音ができない。力が入らない

9.言葉が喋りにくい
学校の講義、講演でも抑揚のない平坦な話しぶりは面白くなく、眠気を誘ってしまう。
話の内容が魅力的であり、山あり谷あり、適当な間合いを取り、時には笑わせ、ジェスチャーがともなえば、聴衆は飽きることがない。
一対一や少人数の話ではそこまでの話術を要求されないが、大きめの声で分かりやすく明解に喋るのが基本だろう。日本人には欠けがちのユーモアがあれば満点だ。
吾輩が居候を決めてからの主人は、少し呂律が回りにくくなったようように感じるが、慌てたり、興奮したりしなければ、ほぼ普通に喋っている。
手の動きが悪くキーボードの入力は人さし指を使っての「一本指流・さみだれ打ち」だが、思わず隣のキーを押してしまうという、誤入力が多い。
文字入力を効率的に行うために、音声入力ソフトを使うようにしたといっいるが、なにしろ3代続いているチャキチャキ(?)の大阪イントネーションが災いしているのか、発音が不明朗なのか、文字の認識率は決して良いとはいえない。
声も病気が進行すると小さくなるらしいが、それを防止するために大学時代にやっていた詩吟の練習を45年ぶりに再開した。吾輩の主人が云うには「腹式呼吸で腹の底から大声を出すので、ストレス解消にも役立つし、小声になることを防いでくれるだろう。」と大きな期待を寄せている。
さらに、中国の李白、杜甫など、日本の頼山陽、上杉謙信をはじめとする漢詩の名作に再び接しられるのも、嬉しいことらしい。同じ詩でも青春の血がたぎっている学生時代と、隠居生活に入ったいまでは、年齢も加わり、生活環境、周辺知識などが異なっており、詩の受け止め方、理解の仕方が大きく違っていることも、再発見したという。
リハビリと趣味を結びつけることは非常によい方法で、吾輩の主人はこれに気をよくして、昔弾いていたギターとハーモニカの練習を始めたようだ。初めのうちは指が思うようにうこかず、ド、レ、ミ、も引けなかったので、成り行きをそばで観察していた吾輩が「こりゃ、ダメだ」と思わず叫んだが、練習の成果が実を結び、だんだんメロディらしくなつてきた。ハーモニカも息も 絶え絶えで、聞くにたえなかったが、テンポの遅い曲ならスムースに吹けている。

10.力が入らない
握力を検査した時のことである。お医者さんが驚きの声を上げた。詳しい数字は覚えていないが、効き腕の右手は健常者の平均を上回っていたのだ。しかし、瓶のふたを開けたり、ネジを回すなどの具体的な行動になると、全然力が入らない。力を発揮するコツ、要領を忘れたのだろうか。
根気よく作業を続けていれば、上手くいくのだろうが、吾輩の主人は「すぐに疲れてしまう。根気もなくなった」という。
無線機を組み立てたり、ハyakeiンダ付けのような細かい作業も好きで、作業が長時間に及んでも平気だった主人の昔の姿はかけらも見られない。今は10分間も同じ姿勢で作業ができない状態だ。コンピュータと周辺機器をつなぐ作業がようやくできる程度だ。蛍光灯の交換すら、いまでは業者頼みになっているそうだ。

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