いとしのスキヤキ

完成の写真

年末にTVの特番で「クイズ100人に聞きました」を関口宏さんの司会で昔のようにやってました。

その中で、2000年の小学5年生と6年生100人に聞きました。
「好きな食べ物と言ったら」だったか? 「ごちそうと言ったら」だったか?忘れましたが「好きな食べ物は何か?」という意味の問題が出てました。

1位「ステーキ」2位「焼き肉」3位「すし」あと下位はカレーとかハンバーグとかになっていました。
それを見て「あ、やっぱしなぁー!」と思いました。

そうです。かつての王者、「スキヤキ」が入っていないのです。

実は我が家もわたし以外の者は牛肉を食べるなら「焼き肉」「しゃぶしゃぶ」となり、実は「スキヤキ」は あまり得意ではありません。いや、嫌いという方が正しい。

そのため、我が家ではめったにスキヤキになることがなく、恋しいスキヤキへの思いを込めて、タイトルを「いとしのスキヤキ」とさせて頂きました。

昔は、「きょうは贅沢しよう!」とか「ごちそう」とかのイメージとしてスキヤキは存在しましたよね。

また、スキヤキ以外に家庭でいろいろ作りにくかったのかもしれません。焼き肉もホットプレートが登場してからですもんね。
生卵をつけて食べないと「くどく」なってしまうのでどうも子供たちには敬遠されるのでしょう。

その時に「クイズ100人に聞きました」を見て、うちだけじゃなかったんだ!と思った次第です。

東京に行くまで「割下」(わりした)というものの存在をしりませんでした。
そりゃー、最初から調合してしまえば失敗すくないわなーと思いました。

割下を使う場合、「スキヤキ」にやり方などないとは思いますが全国のいろいろな地域、またはその家庭で入れるものが 面白いくらい違うので、うちでは「こんな物入れてます」ということでアップです。大根は聞いたことないでしょうね。きっと。

「スキヤキ」というと、坂本九さんの「上を向いて歩こう」が全米ヒットチャートを駆け上ったという伝説を思い出しますね。



「いとしのスキヤキ」の材料


   <調味料>(市販の割下を使ってももちろんOK)

   そもそも「割下」なるものの存在を東京に来るまで知らなかった。   

   しょう油  適量 

   砂糖  適量

   酒  適量

   水  少々


   <材料>

   牛肉  1人に対して150g〜200g見当 

   白ねぎ  2本 

   ごぼう  1本 (ささがきにする)  

   糸こんにゃく または しらたき (両方入れることもあり)  1袋

   焼き豆腐  1丁  

   かまぼこ  1本

   白菜  3枚程度  

   大根  1/3本くらい(5センチくらいのたんざく形状に切っていれる)
   (これは深谷家独特ということと分かった。昔、大根を入れると言ったら
    激しく、ビックリされた経験あります。しかし味がしみると美味しい。)  

   生しいたけ  1パック 

   つけるための生卵を人数分  わたしは2個いつも使ってしまう


   <最後にお好みで入れる>    

   うどん 1人分〜2人分くらい




つくり方の手順です


1.
材料の皿に盛った写真 まずは、材料を切って準備しよう。

ごぼうは「ささがき」に。

大根は、厚さ2ミリ程度に薄く切って、5センチ×1.5センチくらいの短冊状にしておく。

ねぎはななめ切りして大き目に。

白菜は2〜3センチ程度の幅で。

焼き豆腐は適当な大きさに。かまぼこも適当な幅に。


2.
霜降りの肉 赤みの肉


「スキヤキ」は、肉そのものの味で食べるのでもちろん「うまい肉」を用意するに限る。
成功確率は、やはり肉の良し悪しで50%以上決まると思う。

しかし、うまい肉=高いので、予算との関係でそれも難しい。
身分に応じた肉を用意しよう。

スキヤキ用高級肉がUパックで届いた時は感激に打ち震えながら食べよう。絶対うちでは金出して買えないと実感しながら。

通常はいわゆる「霜降り」の高級なものが美味しいとされるが、
うちの子供たちは逆に脂の少ない右の写真のような「赤みの多い」ものの方が好きのようである。

実は、安上がりだが、これが固くては「また」まずい。
なんと、わがままな!赤みのそれでいて「やわらかいもの」がいいらしい。


3.
スキヤキ鍋の写真 昔は、カセットコンロの「ハイカロリー」のものがまだなかった時代であった。

そこで、その弱い火力でも美味しくスキヤキを作るにはどうしたらいいか?と いろいろ考えた。

結論は、やはり「鍋の厚いものを使う」ということです。

この写真のスキヤキ鍋も独身時代に札幌のオレンジハウスで購入。 当時4500円でした。
相当に厚いものです。
当時の火力の弱いカセットコンロを使用しても、この鍋のおかげで「グツグツ煮る」ことが可能となった。

最初は、洗って乾いていくそばからその場ですぐに「さびていく」という鉄製の鍋です。今は、油が馴染んで「さび」ません。かなり重いです。

この鍋を使えば成功確率20%アップである。

また、あまり大きな鍋で作ると野菜がたくさん入るので、味が薄くなってしまいます。 ですからこのスキヤキ鍋の「大きさも」やはり大切と思います。

注意としては決してアルマイトやアルミの鍋で作ってはいけません。どんな「美味しい肉」を使っても成功確率が20%以上ダウンします。

実は、我が家ではこのなべで「しゃぶしゃぶ」もやります。
ただし、もう長く使っているのでお湯が沸いた時点で油が浮いちゃいますけどね。気にしてません。 この鍋ならば、熱が均等に伝わりグツグツ煮立たせることができます。


では、脂身のブロックで脂を引いて、ねぎを入れます。そこにしょう油+砂糖2杯+酒+水少々(市販の割下でもちろんOK!)で 適当に味付けします。そして、肉を入れ、昔は最初の1回肉だけを焼いて「すぐに食べろ!」と号令が母からかかりました。

その最初の肉をまず「やわらかい状態」で頂いてから、次ぎの2回目の肉を投入の時に今度は野菜を入れていました。

しかし今は、スキヤキというよりも「すき煮」ですから肉とともに野菜もどんどん入れてしまいます。


4.
生卵の写真 煮えてきましたら、生卵につけて頂きます。

野菜はしょう油の色がつくくらいまで煮えると美味しいですね。


5.
完成の写真 こんな感じで完成です。

鍋の中のものが無くなりましたら、また割下を足しながら同じように作っていきます。

お好みで、最後に「うどん」を入れて終了します。うちでは、入れますね。いつも。