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『勇気凛凛ルリの色 四十肩と恋愛について』読了いたしました。 思えば、最初に読んだのが、『蒼穹の昂』だったのが”あにぃ”の本質を理解するのに 時間がかかってしまった原因です。 その後、『きんぴか』『鉄道員』『地下鉄に乗って』『プリズンホテル』と読んでいきその文体・着想の違いから
もしかしたら、”あにぃ”は一人ではないのかもしれないと思ったりもしました。どらえもんの藤子先生のように。
この今回文庫になったエッセイは、特に良かったです。え?ほんとのファンなら、単行本で買え!・・・おっしゃる通りでございます。 とくに吉川英治文学新人賞を受賞した時の話。さらに『蒼穹の昂』を脱稿してから(原稿を書き上げること) 、上梓する(本として出版する)までに7ヶ月もかかって編集者の方と煮詰めた様子。 そして発売前の「やった!」という感じが毎週毎週(これは週間現代に連載されたものをまとめたものなので)自信みなぎる感じで書きまくられているのが
伝わり、痛快です。 すいません、前置きが長くなりました。 実は、この『勇気凛凛ルリの色 四十肩と恋愛について』の中に「思いこみについて」と 題された一篇の出だしの部分にまったく自分を見た思いがしました。その中にお書きになっている ”あにぃ”の奥様と同じ「思いこみ」をわたしも20数年前にしておりました。 ”あにぃ”の奥様は、浜松のお生まれということですが、 愛知県でも(現在はわかりませんが・・・)まったく状況は同じです。 そうです。わたしも「ゲッキョク」という巨大駐車場チェーンが東京のどの駅前にも 必ずあり、もしかしたら、この「ゲッキョク」という会社は「森ビル」よりも でかい不動産会社ではないか?と真剣に思っていました。 しかし、ある時、”あにぃ”が奥様のことをけたたましく笑ったように誰か友達に わたしも笑われて、初めて「月極駐車場」を「つきぎめちゅうしゃじょう」と 読むことを知ったのでした。 その時に、奥様同様わたしも思ったのでした。
これは知っているか?知らないか?です。
しかし、最近わたしはこのずーーと昔の笑い話を思い出させる「恥さらし」をしてしまいました。 会社の会議である漢字を間違えて読んでみんなに説明していたのですが、
まったく気がつきませんでした。
会議が終了してみんなが立ち上がった瞬間、わたしの心やさしき上司からお言葉が・・・。 「深谷くん、”ソンシュ”とは読まないよ。辞書を引きなさい」
そうです。わたしは、「遵守」という漢字を見事に「そんしゅ」と読んで そのまま懸命にしゃべりつづけていたという次第です。 辞書を引いて「じゅんしゅ」であることを知り?思い出し??ました。
これは、「ゲッキョク」の「思いこみ」とまるっきり意味が違って「教養の無さの露呈」というのでしょう?
ね・・・、”あにぃ”。
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