その者、青き衣をまといて



その者、青き衣をまといて金色の野に降り立つべし

これは、宮崎 駿(はやお)監督作品『 風の谷のナウシカ 』の中で出てくる伝説の言葉。
最初に出てきて、最後にこの伝説の予言の言葉通りになるのです。

何年か前になりますが、映画『 もののけ姫 』がそれこそ「もののけ」のごとく大ヒットしました。 わたしもこの映画を映画館で観ました。そして、「これは凄い!」と思い深く感銘を受けました。 それでもって、子供といっしょに宮崎作品を当時住んでいた近くのレンタルショップ「ブロックバスターズ」で借りてきて 2本だけを除いて全部を観ました。(実は、『 魔女の宅急便 』はテレビで観てましたが)

また、特によかったのはビデオも買っちゃいました。

なんで、こんな凄い世界を今まで知らなかったんだろと思いました。 また『 もののけ姫 』のおかげで遅まきながら知ることができてラッキーに思いました。

まさに世界に誇る宮崎アニメワールドであります。
でも、ちょうど自分の子供が観る年齢に当たっていないと接触できないということでしょう。 わたしが全然知らずにきたっていうことは。だって、アニメですからねー。

『風の谷のナウシカ』『天空の城 ラビュタ』『紅の豚』『魔女の宅急便』『となりのトトロ』『思いでぽろぽろ』『耳をすませば』・・・

子供といっしょにほとんどの作品を観ましたが、 どれもこれも感動して泣けるのです。もちろん子供は泣いてません! 子供向けのアニメーション映画なんですが、泣けるのです。ただわたしでも泣けなかったのが2本だけあります。

泣けなかった作品とは、『 となりのトトロ 』と『平成たぬき合戦ぽんぽこ』?です。
(いいオヤジが「子供向けアニメ」観て泣くなよなーの声が聞こえてきますが・・・)

そして、わたしが最も好きな1本と言われたら、躊躇することなくこの『 風の谷のナウシカ 』(1984年)を挙げます。
実は「ナウシカ」だけです、何回でも泣けるのは。

主人公ナウシカのその決断力、その行動力、そしてその愛とリーダーシップ。うーん、素晴らしい。

単に女性のリーダーというよりも、真のリーダーシップを持った「リーダー」の登場です。
自然との共生を図りながらみんなの幸せを目指す。そして最後に奇跡を呼び起こす。

宮崎監督の作品は、ほとんどすべて「女性の主人公」です。

それも共通しているのは、「純粋」と「健気さ」を合わせもった若い女性の話が多い。 もっと強く共通して出ているのは「芯の強い女性」というところかな。
これは、宮崎監督の中に「ある理想の女性」のイメージが強くあるんだろうなぁーと思います。

わたしはきっと、そのイメージに「激しく共感する」んだと思います。
それで泣けるんだなぁー、きっと。単純だよなぁー。まったく。 だから設定が現在、過去、未来、幻想の世界と、変わっていっても毎回おんなじように感動するんです。

なんで、アニメで泣けるんよ?変ですかぁー?

音楽もナウシカ以降、久石 譲(ひさいし じょう)さんが作曲、担当されています。これも「もののけ」の後に いろいろ観ていくうちに知りました。どれもこれも音楽もいいんです。特に、「ナウシカ」と「ラピュタ」がいい。

今年も新作公開(今度はほんとに最後かな?)されます。
『千と千尋の神隠し』という作品ですね。 ぜひ、こどもといっしょに観に行きたいと思います。 わたしの住んでいる街の東宝系映画館は、空いているから安心していけます。 絶対に座れます。もちろん、代わりに都内のいい映画館に比べると「イス」は最低ですけどね。

ということで、「ナウシカ」はビデオ持ってます。当然。