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ビルの裏側のまるく円を描いたような階段を2階まで上ると大きなドアがありました。 中は結構広かったと思います。 入ると黒服のビシッと決めた方に席まで案内してもらうようになってました。 一番奥がステージとして広くなっており、座席はみんなステージ方向に向いていたと思います。 グランドピアノがドンと置いてあり、客席と高さは同じ平面だったような気がします。 壁は確か、煉瓦のような感じだったですね、記憶では。 ・・・ただ、混んでくると隣りの席の人と小さなテーブルが共有になってしまうのだけが、
欠点と言えば、欠点でしたけど。 ここは、確か会社の2年後輩で大学も同じUくんに連れていってもらったのが最初だったと思います。 社会人になりたてのころよく行った記憶があります。ですから15〜20年前でしょうか。 当時、親しかった人たちとは、たいていいっしょに行きましたね。 地方出身者のわたしとしては、なんと言っても「六本木」という場所自体にすごい吸引力がありましたからね。 ここに行き出すまでには、六本木には食事に1回、当時の”ピットイン”に昼に1回しか行ったことがなかったんです。 ということで、「場所が六本木にある」ということも、わたしがここに行きだした大きな要素の1つと言えます。都会的なものに憬れてましたからね。 また、当時はバブルの前で今のように若い衆が六本木には、あまり行けなかったように思います。 ここは当時現在も活躍している”マリーンさん”がまだ新人のころでよく出演していた記憶があります。
中本マリさんもそんなに多くは出演しませんでした(後で知ったがホテル・オークラのバーにいつも出演なさっていた)が、お出になってました。
このお店はきっと、今でもあると思います。JAZZクラブというとどうも狭くで暗くて煙草の煙が凄くて・・・ というイメージがありますが、ここは健全なミニ・コンサートの雰囲気を醸し出していました。
いつも、わざわざ六本木までいって満席で入れなかったら別の店に行けないので、 ビビッて予約を入れて行ってました。 しかし、ある時、たまたま別の店に行った帰りに寄ると、ほとんど満席でしたが、 一番後ろの席だけが空いていました。 「一番後ろの席しか空いていませんが、それでもよろしいでしょうか?」
それまで、知らなかったのですが、この店の一番うしろには、 カウンターバーがあり、そこでは「お馴染みさん」たちがバーテンダーさんと楽しげに歓談しているのを見ました。 「おおぉ・・・!そうか。都会人はわたしのように気合を入れてここにくるんではないのか!」 そうです。
もし、今でもあるのであれば、都会の大人の健全なJAZZクラブ”サテンドール”は、なかなかおしゃれでデートにもOKと思います。
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