PRIDE 無差別級GP 2006 決勝戦 後記

ヒョードル無き 人類最強決定戦 そしてヒョードルへの一番の近道でもあるこのGP
地上波放映停止というアクシデントの中で行われてきた今年の無差別級GP
様々なドラマの果てに サバイバルを生き残って立ってるのはいったい!?




西島 洋介 vs エヴァンゲリスタ・サイボーグ
西島としては願ってもない打撃合戦のできる相手だったが、実際には打撃でもヤられてたな・・
相手のサイボーグは前回の中村戦では良さを殺された格好だったが、今回は存分に暴れました
最後は西島をグラウンドに持ち込んでのチョークスリーパーで失神KO 見事PRIDE初勝利
来年のミドル級GPでは台風の目となりそうデス
西島は、手遅れになる前にK-1に移った方がいいな 総合ではダメでしょう

セルゲイ・ハリトーノフ vs エメリヤーエンコ・アレキサンダー
ハリトーノフ有利で進められてたが パンチ2発で一気に形勢逆転
最後は倒れたところへアレキの鉄槌の連打、そして決めはヒザでレフェリーストップ
ハリトーノフはやや太め残りの体型でしたな。。 やはりまだ万全とは言えなかったよう
あと、トレードマークの赤パンから黒のスパッツみたいなのに変わってたのも個人的にはマイナス

イ・テヒョン vs ヒカルド・モラエス
韓国相撲シルムの大物参戦!と話題を呼んだテヒョンですが、予想通りのポッチャリ体型
途中は両者ともにスタミナ切れでグダグダ試合に。。
まぁ最後まで殴り合ってた根性はまずまずだったか

中村 和裕 vs 中尾“KISS”芳広
中村の一方的な嫌悪感から因縁の対決へといつの間にか発展したこの両者
あれだけバカにしてただけに、中村としてはKOできなかったのはちょっとカッチョ悪かったかな〜
そしてそれ以上に 中村のあの入場曲のドンキホーテの方がバカにしてると思うんだが、、
しっかし両者共に決め手に欠けるタイプやよなぁ〜 会場からは平坦な試合にブーイングも
ま、同じタイプという事で仲よーせ〜や それにしても 最後まで意地でも和解する事なく終わったな

マウリシオ・ショーグン vs ザ・スネーク
雰囲気からして不気味な感じのスネーク とにかく手足が長いわ〜。。 見た感じは柔術ファイターだよな
PRIDE初登場ながら、百戦錬磨という事もあり なかなか健闘してたが、最後は‘踏み付け’の餌食に
ショーグンはラスベガスへの良いステップとなりましたネ

ヒカルド・アローナ vs アリスター・オーフレイム
久々登場のアローナと、無差別とミドルを転戦のオーフレイム のミドルのベルト次期挑戦者決定戦とも言える一戦
しかし、試合は一瞬の内に決してしまいましたネェ〜
アローナのローを受けていきなり倒れてしまったオーフレイム
そのままグラウンド地獄に持ち込まれて 最後はパンチの雨にたまらずタップ
最後の一発は何だか目に入ってタップしたようにも見えたし、最初のローでヒザも故障したのかもしれません
アローナは相変わらず安定してますなぁ これで大晦日は因縁のシウバとのタイトル戦かな?



ミルコ・クロコップ vs ヴァンダレイ・シウバ
体重はミルコをも上回ってた程 ビルドアップしてきたシウバ やや重そうにも見えました
試合の方は激しい打撃合戦、共に傷は負うが シウバの方がかなりキツいダメージを受けてましたネェ
ミルコの強烈な左のミドルと、良く伸びた左ストレートが決め手でした
早めに終わらせたかったのか、ミルコにしては珍しく倒れたとこですかさずパウンドにいくシーンも
かなりのダメージを受けたシウバはストップ一歩手前の状態でしたが意地で続行
しかし 最後はミルコ久し振りの鮮やかな左ハイ一閃! モロにテンプルに入って一発KO
ダメージ大のシウバを無理に続行させた事に対して ミルコは怒ってたようにも見えたなぁ

アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ vs ジョシュ・バーネット
判定は2-1でジョシュ・・ でもどう考えてもノゲイラでしょ〜 地味とかいう問題じゃなくて
どう見ても終始押してたのはノゲイラだし この判定はおかしい、、 私情を抜きにしてもおかしい、、
ジョシュ有利ととられた要因は おそらく次の3点
1.ノゲイラが尻餅をついたパンチ 2.コーナー側でのフロントチョーク 3.試合終了間際のニーバー
1.に関しては、離れ際で後ろに下がるトコにパンチを受けて思わす尻餅をついたがダメージは無いでしょう
まぁちょっと油断した感じで、コレはコレでジョシュの有効打にはなっても 勝負を左右する程の事は無い
2.はまぁ観客は「決まるか!?」と盛り上がったが、ノゲイラは落ち着いて難なく外してますからネェ〜
3.は確かにガッチリ決まってるようにも見えたけど、ノゲイラなら特にあせらず抜いてたでしょうネ
終了前というのが逆に「もしもう少し時間があったら」という‘もし’がジョシュ有利な判断に向いた感もあり
ソレを必要以上にジャッジの対象にするんはおかしいわな
と いう訳でノゲイラ応援の僕の私情を抜きにしても
「あの判定はおかしい!」 と声を大にして言いたいっ!!

ミルコ・クロコップ vs ミルコ・クロコップ
シウバ戦、そしてこの決勝でのジョシュ戦 共にあの強烈な左ミドルが際立ってましたなぁ〜
ジョシュはノゲイラ戦でのダメージを明らかに引きずってましたネェ
一度パウンド気味になったトコでストップがかかるかと思ったが、何とかジョシュは凌ぐ
しかし、もう逆転するだけの力は残ってませんでしたネ
最後はミルコのパンチが目の側に当たって たまらず自らタップ アリャ折れたのかもしれんなぁ〜
最後の一発を喰らう前にすでに折れてたような感じもありました
‘無冠の帝王’がついにGPのベルトを奪取 鉄仮面が男泣きしてましたなぁ〜
大晦日はヒョードルとの再戦が待ってますネ 今のミルコは何だかヤってくれそうな雰囲気もあります
今回も、例えノゲイラが上がってきても 楽に判定勝ちしそうな勢いが今日のミルコにはありました
コレでこの対戦はミルコの3戦3勝 ジョシュにとってミルコは鬼門のようデス


誕生日の今日、念願のGPを制覇するという まさにミルコの為にあったかのような今年の無差別級GP
そしてさすがは元K-1戦士 といった左ミドルと左ストレート、そして電光石火の左ハイ
K-1から移籍して、様々な苦難を経て 遂にPRIDEのGPのベルトを巻く事が出来ました
それらの色々な思いが あの涙となったのでしょう

次戦ですが、
ほとんどノーダメージに近いミルコはいいとして、UFC参戦の予定されるシウバや、
ラスベガス参戦予定のジョシュはあのダメージじゃあ出れなさそうやな。。

それにしても、途中で ウェルター決勝に出る三崎と郷野が挨拶してたが  サブいな 郷野は。。
デニカンにでもボッコボコの秒殺KOされたったらええネン

さて、これで大晦日は普通にいけばヒョードル vs ミルコのタイトル戦となるでしょう
ミルコはヒョードルに勝つような事があれば 一気に今年は2冠奪取ですなー
まぁでも そんな事も成し遂げてしまいそうな勢いが 今のミルコはありますネ 楽しみデス