*bR02* 赤谷から丸山

         
−−奥武蔵随一の展望を楽しむ本年最後の山歩き−−
     
(歩程約4時間30分 ランクB1)マップ

芦ヶ久保駅
大野峠からの展望
セピア色の山肌に囲まれた芦ヶ久保駅。準備体操をしながら見上げる 空には、白いちぎれ雲が静かに流れ吐く息は白い。
国道を正丸峠方向へ30分ほどで赤谷の集落につく。ほの暗いスギ林の 山道をジグザグに登る。枯葉を踏みしめる靴の音が心地よい。残り咲きのリンド ウが一輪、淋しそうに蕾を閉じかけていた。

しばらくすると傾斜が増し大野峠も近い。
かつて芦ヶ久保の人たちは、建具の産地の大野へ雨戸や襖を買いに行き、それらを背負って越えたという大 野峠。

北面の展望が大きく開け、堂平山や大霧山をはじめ榛名山、赤城山、そし て筑波山が関東平野の彼方に浮かんでいた。空気の澄んだ今の時期だからこそ楽 しめる遠望だ。

薄日も射し、枯葉のにおいに幼なき日を重ねながら足を進めると、左 手には奥多摩から武甲山方面まで展望が広がる。

武甲山
丸山への急登
丸山山頂の雪
うっすらと雪化粧をした木立の中をすすむと、コンクリートの大きな展望台のある丸山の頂上についた。
いかにも味のない建物だが、ここに上がるとさすがに奥武蔵のド真ん中の丸山だけあっ て、この山域のほとんどの山とそれを取り囲む山々すべてを見渡すことができ た。

相変わらずの冷たい風に頬を赤く染めながら県民の森へと進む。
森林学習展示館で昼食をとる。暖かいポットのお湯がうれしい。
食後「おしくらまんじゅう、押されて泣くな・・」の歌声が流れ、身体を寄せ合う仲間たちの笑いの 渦にしばし寒さは一休み。

下山は木立の尾根を西に下るが、凍てつくような冷たい風に指先がかじかんでジンと痛む。
武甲山や両神山の展望に気をとられながら進むと、山道のかたわらの石仏に目がとまる。
過去を語りかけるかのような姿と、まもなく目にとまった火の見やぐらに、古き時代を偲びながら芦ヶ久保の道の駅についた。

平成17年最後の山行は、いにしえの峠道と素晴らしい展望に心おどら せながら無事に終わった。

さわやかリーダーの江口さんに拍手。ありがとうございました。

(文:草間ケイ子 写真:牧 英雄)


  平成17年12月11日(日)   晴のち曇  参加者39名
               CL 江口まさ子 SL 佐藤真喜男
 
  ポイント      到着時刻     出発時刻     所要時間
  
   芦ヶ久保駅   7:59     8:15      −
   赤谷入口    8:41     8:46    0:26
   大野峠    10:28      10:40        1:42
   丸山          11:11         11:20       0:31
   森林学習展示館11:42         12:40        0:22
   日向山分岐    13:03             −           0:23
  芦ヶ久保道の駅 14:03             −           1:00
                                         所要時間 4時間24分