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西武線吾野駅から歩き始めた。細い登山道はすぐに暗い植林の中へ入り、杉の葉と
霜柱を踏みながらジグザグの急坂を登って行く。 真っ直ぐ伸びた木々の梢から、たまに日の光が差し込む。檜も混じるが、幹はどれも同じようだ。 まだ若い木が多い。 |
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前坂の峠で10分休む。折角の尾根道も、冷たい向かい風をまともに受けて顔が痛
いし、下を向くと鼻水が落ちる。 アップダウンを繰り返しながら車道を横切り、30分ほど頑張ると最初の目的地である大高山(493m)に着いた。寒さも一段落だ。 少ない日差しを求めて、それぞれお弁当を広げる。熱い飲み物が一番だ。 斜面の先の裸木では、日を浴びてメジロがしばらく遊んでいた。 木の間からの展望ながら、幾重にも連なる山並みの先に、真っ白な富士山頂がほんの少しだけ見えた。 教えられて、目を凝らさなければ気づかないところだった。 |
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下り切った頃、同年配のカップルに会った。女性が、武蔵横手駅から悲鳴を上げな
がら登ってきたという。 もう半分以上歩いたからと大高山へ意欲的だった。山中で出会ったのはこの二人連れのみだ。 この辺りには太く見事な杉の木も目立ち、ようやく天覚山(445m)に到着した。 頭上に高々と掲げられてから歳月を経て、立木に付け直された筈の大きな標識は、三角点にもたれるように地べたの上だった。 |
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南側が開け、静かな日だまりを作っていた。みんなにこにこ、10分ほど休んで下山にかか る。 すぐ下の台地は天覚大明神跡ということで、ツツジやイチョウ、手水所だったらし い石、社殿を取り壊した廃材などが残され、「両峯神社跡」と刻んだ小さな石柱が 立っていた。 30分ばかりで集落に続く車道に出た。杉や檜の立派な丸太を積み上げた製材所が あり、驚いたことに機械で薪割りをしていた。 線路を渡ると、民家の庭先にフクジュソウが咲き、駅も近い。 |
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平成18年2月5日(日) 晴 参加者23名 CL 牧 英雄 SL 金谷よし子 ポイント 到着時刻 出発時刻 所要時間 吾野駅 9:17 9:30 ー 前坂 10:20 10:30 0:50 大高山 11:21 12:10 0:51 天覚山 13:40 13:53 1:30 東吾野駅 14:47 0:54 (4:05)