面接で一番一番大切なもの。それは、第一印象です。これマジ重要です。そんなものが一番重要なのかって思う人もいるかもしれませんが、本当にそんなことです。でも、だからこそ厄介なのです。
どれだけ、重要かって?
そうですね〜
例えば、合コンの場面を想像してみましょう。「あいつ、かわいいな〜」「あの人カッコいい〜」って思ったとします。「はじめてあったその日から、恋の花咲くこともある〜」って古いフレーズですが、「良いな〜」って思ったのは、はじめて会ったときではないでしょうか?会ったその瞬間に「あっかわいい〜」「結構、イケテル」って思ったはずです。その印象って合コンが終わって(後日に)変わることってほとんどないですよね。始めてあった第一印象で気に入った人であったら、恋愛に発展するケースって多いんですよ。これは、よく「一目ぼれはしない」っていう人でも、第一印象に少なからず、影響を受けています。「外見で判断しない」って人でもそう。だって、第一印象が自分にとって嫌いな相手をどうやったら恋愛対象として見れるのでしょうか?見れるはずがありません。そうは言ってもこれがすべてじゃないんですけど、よっぽど相手のことを見直さないと恋愛に発展するなんてないんじゃないでしょうか?
面接の場面でも同じようなことが起こっています。第一印象で面接官が受けた印象は、恋愛のときと同じように、面接官の以後の判断に良くも悪くも影響を与えてます。
一度、悪い印象をもたれてしまうと、挽回するのは至難の業です。合否の判定はあっという間に出てしまいます。合否の判断とする面接も時間的には長くて30分です。5分と言うこともあります。その間に、見直してもらうことなど、よっぽどのことが無い限りありません。
悪い印象をもたれたら、どうしようもなくなってしまいます。
でも、いい印象をもたれたら?
分かりますよね。そうなんです。よっぽどのことが無い限り、悪いと思われることはありません。言い換えると、かなりの確立で、採用されるわけです。
面接の場で、面接官が「優秀な学生だ。」と思えば、よっぽどのことが無い限り、合否選考の場に留まらず、入社後でも「優秀な学生だ。」ってことになります。
坊主憎けりゃ〜、袈裟まで憎い。ってことわざ知っていますか?何か嫌いな物事があれば、それに関連する本来なら嫌いな理由が無いものまで、嫌いになってしまうって意味ですよね。
これと逆のことが言えるわけです。
例えばこう言えるかもしれません。
あっこの学生いいかも。(第一印象が好印象)
→なかなかしっかりしたことを話するな。(会話内容も好印象)
→きっといい学生に違いない。(結論としても好印象)
くどいようですが、悪い印象の場合もおさらいしておきます。
何だこの学生。(第一印象が悪印象)
→適当なことを言いやがって。(会話内容も悪印象)
→この学生は当社にふさわしくないな。(結論としても悪印象)
初対面で好印象をもたれることが如何に重要かお解りいただけましたか?
そんなに簡単じゃない。と思う人もいるかもしれませんので、おさらいの意味を込めて、この問題を心理学的に考えて見ましょう。
そもそも、人は、自分が判断した結論に対して、その結論が間違っていることを認めたくないものです。そのため、その結論が正しかったことを無意識的に後から理由付けします。後から、自分が判断した結論の理由になるものを求めて、安心を得ようとする傾向があるようです。自分が判断した結論の反論になりえるものには、無頓着になります。この事実を知らない人ほど、そういう傾向が強いです。
例えば、付き合っている彼氏、彼女のことを一度嫌いになったら、今まで気にも留めていなかったことまで嫌いになります。もちろん、好きになった場合は逆のことが言えます。
もう少し分かりやすく、具体的に説明してみましょう。
A君という20歳の男性がいました。A君は常々付き合う異性を選ぶのだったら、絶対にスタイルがいい人がいいと思っていました。A君はあるときB子さん(20歳)と出会いました。B子さんは非常にスタイルが良い女性でしたが、性格がかなりわがままで付き合う男性は苦労するだろうな〜って感じの人でした。
【B子さんの事実】
X:非常にスタイルがいい
Y:性格がかなりわがまま
A君はB子さんにひとめぼれしてしまいました。A君はB子さんに猛烈アタックして、めでたく付き合うことになったのです。そんなある日の友人C男とA君会話です。
C男「B子さんと付き合ってるけど調子はどう?」
A君「絶好調だよ。こないだも○○ランドにいってきて、楽しかったぜ。」
C男「でも、B子ってわがままで大変じゃないか?」
A君「そんなこと無いぜ。あれで結構かわいいとこあるし、俺マジほれてます。」
話が、長くなりすぎましたが、恋は盲目って話です。でも、ここから皆さんは重大なことを気付くことができます。A君はB子がどういう人物かを事実Xだと決め付けていて、事実Yについては気になっていない訳です。つまり、肯定的な(ほれていて付き合っている事)を結論付けているA君にとっては、否定的な結論(B子と付き合っていると苦労する)の理由付けになる事実Yは、無視したい事実なのです。
現実社会においては、上記のようなことが数多く起こっています。ここで、注意しておきたいのは、こういった作用に基づいて、導き出されている結論を、その結論をだした本人に、説明してもその本人は認めることはありません。結論をだした本人は、自分はちゃんとした判断をしていると信じて疑っていないわけですから、結論を出した本人は反発するだけです。さらに、あなたのことを分かった振りをする嫌なやつと思うかも知れません。「こうだから、こうなんですよね。」なんていわないでください。
面接の場面でも上記の作用は働いています。100%とは言いませんが、90%は働いています。面接での印象は第一印象が支配しているのです。
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