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「発明講座」 特許のプロ弁理士が発明のヒントを教えます。
誠に申し訳ございませんが、諸事情によりまして、発行を中止しました。
別な形でご提供出来るように、現在、検討中です。
過去のメルマガは以下になります。
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「発明講座」特許のプロ弁理士が発明のヒントを教えます
第2号 2006/04/03
発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000190649.html
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みなさんこんにちは。
今週から、本格的にメルマガのスタートです。
どしどし発明して、頭を柔軟にしましょう。すばらしい発明が生まれるかもしれま
せん。
では、今週の発明のヒントを提供します。
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【今週のヒント】
いよいよお花見のシーズンです。お花見と言えば、レジャーシートですね。
今週は、レジャーシートについて、発明してください。
レジャーシートで発明?そんなのあるかと思われる方もいらっしゃいますよね。
よく考えてみたら、いろいろ課題はありますよ。今回は、スタート号特別で、
思いつく限りの課題を挙げてみました。がんばって考えてみてください。
課題1:レジャーシートって、結構風で飛んでいくんですよね。風で飛ばない
発明を考えてください。
課題2:レジャーシートって、結構、持ち運びに不便なんですよね。持ち運び
に便利なレジャーシートを考えてください。
課題3:レジャーシートの表面には、結構砂が入ってきます。砂が入り込まない
レジャーシートを考えてください。
課題4:花見っていっても、夜桜見物には、少し寒いときがありますよね。防寒
用のレジャーシートを考えてください。
課題5:おなかが一杯になったら眠くなります。大空の下で、寝るのは気持ち
良いですね。でも、ごつごつして痛い。気持ちよく眠ることができるレジャーシート
を考えてください。
課題6:花見の場所取りは、新入社員の初めての仕事。でも、ちょっと、トイレに
って時がありますよね。そんなとき、シートの上の荷物を少し隠しておきたいことが
あります。さあ、荷物を隠せるレジャーシートを考えてください。
課題7:最後ですよ。レジャーシートは、運動会でも大活躍。でも、場所が狭いか
ら隣のシートと重なってしまったり、重ならないまでも、隙間無く敷き詰められてい
ます。
こんなとき、他人のシートを踏まずに移動するのは、大変。シートを踏むことなく移
動できるレジャーシートを考えてください。
今週は、特別で、7つも課題を出しました。時間の許す限り、たくさんの課題を提
供しますね。一つでもいいです。あなた自身の発明をあなたの頭で考えてください。
それによって、あなたの発明力は、アップします。
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「発明講座」特許のプロ弁理士が発明のヒントを教えます
第3号 2006/04/10
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みなさんこんにちは。
第三号ですね。読者の方も順調に増えているようでうれしいです。
早速、今週の発明のヒントを提供します。
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【今週のヒント】
瓶の蓋が、なかなか開かないときがありますよね。
ずばり!瓶の蓋を簡単に開けることができる発明品を考えてください。
できるだけ多くの発明品を考えてください。
これは、基本問題ですけど、意外と、思いつかないんですよね。
頭の体操のつもりでがんばってください。
日々考えることが、あなたの発明力を向上させます。
できれば、発明ノートをつけて、発想の記録を残しましょう。
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【先週のヒントとコメント】
それでは、先週のヒントとコメントです。先週は、初回特別で、7つも課題を提供
しました。レジャーシートって、意外と奥が深いですね。さらに、私の独自調査の
結果も、ここだけで公表します。あなたの考えた発明は、すでに、古いかもしれま
せんよ。でも、安心して下さい。発明は、古いものを改良することによって生まれ
ます。古い発明は、発明のヒントなのです。
課題1:レジャーシートって、結構風で飛んでいくんですよね。風で飛ばない
発明を考えてください。
【コメント】
レジャーシートを敷くところには、だいたい、石がごろごろしています。
また、砂や土も結構ありますね。でも、適切な大きさの石が無いんですよね。
レジャーシートの端に、小さな石を入れる小袋を入れてはどうでしょうか。
【独自調査】
独自調査の結果をできるだけ公開します。参考にして下さい。
そして、より良い発明を考えて下さいね。
特開2005−103202
特願2003−373419
詳しい公報の内容は、特許電子図書館
http://www.ipdl.ncipi.go.jp/Tokujitu/tjsogodb.ipdl?N0000=101
で無料閲覧できます。
課題2:レジャーシートって、結構、持ち運びに不便なんですよね。持ち運び
に便利なレジャーシートを考えてください。
【コメント】
レジャーシートを半分に折って、丸めるて、バックみたいに、持ち運べる構造
があればいいですね。
【独自調査】
特開2004−41644
課題3:レジャーシートの表面には、結構砂が入ってきます。砂が入り込まない
レジャーシートを考えてください。
【コメント】
レジャーシートの端が、盛り上がるように、空気袋を取り付けてはどうでしょう。
盛り上がれば、砂も入りにくくなります。
【独自調査】
特開平11−155721
課題4:花見っていっても、夜桜見物には、少し寒いときがありますよね。防寒
用のレジャーシートを考えてください。
【コメント】
これは、難しいですね。防寒用のウレタンシートでレジャーシートを作りたい
ところですが。シートじゃなくまりますし。レジャーシートとのセット販売を
するしかないでしょうか…。
課題5:おなかが一杯になったら眠くなります。大空の下で、寝るのは気持ち
良いですね。でも、ごつごつして痛い。気持ちよく眠ることができるレジャーシート
を考えてください。
【コメント】
お父さん、ごろごろ寝ていてはいけませんよ。気持ちいいのは分かりますけど。
レジャーシートの一部が、お父さん専用に、柔らかい素材でできていてはいかが
でしょう。所々がその素材になっていれば、折りたたむこともできますね。
【独自調査】
特開平9−10035
課題6:花見の場所取りは、新入社員の初めての仕事。でも、ちょっと、トイレに
って時がありますよね。そんなとき、シートの上の荷物を少し隠しておきたいことが
あります。さあ、荷物を隠せるレジャーシートを考えてください。
【コメント】
半分に折りましょう。そして、半分に折っても、場所が狭くならない工夫をしま
しょう。
【独自調査】
特開平10−117844
課題7:最後ですよ。レジャーシートは、運動会でも大活躍。でも、場所が狭いから
隣のシートと重なってしまったり、重ならないまでも、隙間無く敷き詰められています。
こんなとき、他人のシートを踏まずに移動するのは、大変。シートを踏むことなく移動
できるレジャーシートを考えてください。
【コメント】
皆さんのレジャーシートは、四角いから駄目なんですよ。
あなたのレジャーシートだけ、端をギザギサにして下さい。足の踏み場ができました。
他にいろいろな形があるはずです。
【独自調査】
特開2002−177123
→発想の転換です。関心しました。すごい!!
【弁理士からのアドバイス:発明手法】
発明の余地がなさそうな製品にも、必ず発明の課題は存在する。
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「発明講座」特許のプロ弁理士が発明のヒントを教えます
第4号 2006/04/17
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みなさんこんにちは。
早速、今週の発明のヒントを提供します。
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【今週のヒント】
電子レンジで食品を温めるときを考えて下さい。食品を一つ一つ別々に入れて
温めるよりも、複数の食品を同時に入れて温め方が、少ない時間で、複数の食品を
温めることができますよね
でも、電子レンジのプレートって、円形ですので、効率よく複数の食品を配置で
きないんですよね。
どうしたら、効率よく、複数の食品を同時に温めることができるのでしょう。
さあ、みなさん、一週間、すばらしい発明を考えてください。
日々考えることが、あなたの発明力を向上させます。
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【先週のヒント】
瓶の蓋が、なかなか開かないときがありますよね。
ずばり!瓶の蓋を簡単に開けることができる発明品を考えてください。
できるだけ多くの発明品を考えてください。
これは、基本問題ですけど、意外と、思いつかないんですよね。
頭の体操のつもりでがんばってください。
【コメント】
先週の問題は、どうでしたか。基本的な問題なのですが、考えてみると以外と難
しいですよね。
瓶の蓋を非力な方でも開けることができる発明というのは、昔からいろいろ提案
されていて、実際、街にも売っています。だから、もう発明する必要はないと考え
られていたとしたら、少し、待ってください。
ユニバーサルデザインとか、バリアフリーとか、言われていますが、非力な方を
対象とした商品というのは、今後、必ず、重要な市場になりますので、今まで以上
に良い商品を考え出すことが、重要になります。考えた発明が特許にならなかった
としても、使い勝手の良い商品で、見た目も良ければ、ヒットする可能性は高くなり
ます。ただし、商品化する前に、他人の特許権や実用新案権、意匠権を侵害していな
いか、抵触性の調査を行うことをお勧め致します。
今回の課題を解決するには、どうしたらよいのか?簡単ですよね、固い瓶の蓋を
開けるには、強い力を加えれば良いのです。
では、どうやって、強い力を加えるのかが問題になるわけです。
弱い力でも、強い力を加えることができる。それは、てこを使うことですよね。
過去の発明のいくつかのパターンを見てみましょう。
(1)パターン1:瓶の蓋を何らかの手段で挟んで、てこの原理を利用して、蓋
を開けるという発明。
挟む手段としては、レンチ状のものや、一点で回転可能に取り付けられた二本の
挟み棒を用いて挟むものなど、いろいろ考えら得ますね。
(2)パターン2:蓋の円周を大きくして、てこの原理を利用して、蓋を開ける
という発明。
野球のバットの持ち手部分を大人が持って、打撃部分を子供が持って、お互い逆
方向に回転させた場合、太い打撃部分を持っている子供の方が、バットを回すこと
ができるというあれと同じ原理ですね。
蓋の円周を大きくするために、よく、布巾を蓋に巻いて、開けるといったときが
あると思います。これも同じ原理です。ペットボトルの蓋のように、大きさが決ま
っているものであれば、そのサイズに合わせた大きめの円柱状の蓋を商品化するの
も面白いですね。一般的には、大きさが違う蓋に、如何に対応するのかが難しいで
すね。
(3)パターン3:これは、パターン1,2の補助です。ラバー等の滑り止め手段
を利用する。これによって、摩擦が大きくなるので、大きな力を滑ることなく蓋に加
えることができますね。パターン3は、パターン1,2のそれぞれに組み合わせる
ことができます。
と、基本的には、こんなパターンの発明が考えられるわけで、実は、私の家には
、ラバー状樹脂でできた柔らかい樹脂板がありまして、それを利用して、固い瓶の
蓋を開けることにしています。
特許電子図書館を利用すれば、過去の文献を簡単に調査することができますよ。
特許電子図書館 - 特許・実用新案検索
http://www.ipdl.ncipi.go.jp/Tokujitu/tokujitu.htm
のIPC検索に「B67B7/18」を入力して検索してみて下さい。
瓶の蓋を開ける発明がゴロゴロ出てきますよ。
IPCについては、改めて、ご説明します。
【発明手法】
不便な、課題が発生している物理的原因を考える。そして、その原因を除去する
ための物理的手段を考える。そこまでくれば、あとは、自由にアイデアを出すだけ
です。
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「発明講座」特許のプロ弁理士が発明のヒントを教えます
第5号 2006/04/24
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みなさんこんにちは。
それでは、早速、今週の発明のヒントを提供します。
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【今週のヒント】
人はついつい欲張ってしまうものです。日常生活の些細なところにも、その欲張りを
垣間見ることがあります。
お味噌汁を、お玉を使ってお椀に移す際、具材や汁をできるだけたくさんとって、移し
たいと思い、ついつい欲張って、たくさん取ってしまいます。
すると、汁がボタボタとたれて、お椀の横についてしまいます。
そのまま、テーブルやランチョンマットの上に置けば、お椀の底の汁がテーブルなどに
付いてしまいます。ですから、布巾で拭き取らなければなりません。
こんな経験をされた方は多いでしょう。
欲張らずに、少しずつ具材等をお椀に移せばそれでいいのですが、ついつい、たくさん
取ってしまいます。それが、人というものです。
さてみなさん、たくさんとっても、お椀に汁が滴れないようなお玉を考えてください。
さあ、みなさん、一週間、すばらしい発明を考えてください。
日々考えることが、あなたの発明力を向上させます。
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【先週のヒント】
電子レンジで食品を温めるときを考えて下さい。食品を一つ一つ別々に入れて
温めるよりも、複数の食品を同時に入れて温め方が、少ない時間で、複数の食品を
温めることができますよね。
でも、電子レンジのプレートって、円形ですので、効率よく複数の食品を配置で
きないんですよね。
どうしたら、効率よく、複数の食品を同時に温めることができるのでしょう。
【コメント】
電子レンジの皿は円形ですので、円形の食器を効率的に配置するのが難しいのです。
いっそうのこと、食品を入れる容器を大きな円形にしてしまって、その容器を扇形の
容器で仕切ってみてください。非常に効率的に配置することができますよね。
こんなのもあります。
真ん中に小さな円形の容器、その周りにドーナッツ上の容器の一部を切り取った形を
した容器を使用しても、効率的に配置できます。
効率的な配置のパターンは、他にもいろいろ考えられると思います。
重要なのは、製造のしやすさと、食卓にそのまま並べても問題ないデザインを採用すると
いうことです。
あと、電子レンジ内部を2段に区切る棚やラックを用いることも有効です。
上下に分けで、弁当などを電子レンジに入れれば、同時に複数の食材を温めることができ
ますね。
さて、この2段の区切りですが、熱効率の問題がありますし、また、違う食材を同時に
温めるときに、どのように熱を加えるのかといった問題が新たに生まれます。
ここまでくると、個人発明家の域を超えてくるのですが、二つの棚毎に異なる制御を加
えて効率的に温める工夫を凝らしたいものです。
そのような発明が、特開平7−190382にありますので、参考にして下さい。
【発明手法】
(1)物の形を変えてみる。そうすると、思わぬ効果が期待できる場合があります。
(2)新たなアイデアは、新たなアイデアのタネになります。一つのアイデアから
どんどんアイデアを発展させて下さい。
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「発明講座」特許のプロ弁理士が発明のヒントを教えます
第6号 2006/05/08
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みなさんこんにちは。
先週は、大型連休のため、一回お休みさせていただきました。
では、早速、今週の発明のヒントを提供します。
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【今週のヒント】
少しずつ暑くなってきていますね。暑いときほど、栄養を取らなければなりません。
炒め物やスパゲッティには、ニンニクのみじん切りは必須です。
でも、ニンニクをみじん切りすると、手が臭くなるんですよね。
手を臭くすることなくニンニクをみじん切りすることができる道具を考えてみてく
ださい。
さあ、みなさん、一週間、すばらしい発明を考えてください。
日々考えることが、あなたの発明力を向上させます。
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【先週のヒント】
人はついつい欲張ってしまうものです。日常生活の些細なところにも、その欲張りを
垣間見ることがあります。
お味噌汁を、お玉を使ってお椀に移す際、具材や汁をできるだけたくさんとって、移し
たいと思い、ついつい欲張って、たくさん取ってしまいます。
すると、汁がボタボタとたれて、お椀の横についてしまいます。
そのまま、テーブルやランチョンマットの上に置けば、お椀の底の汁がテーブルなどに
付いてしまいます。ですから、布巾で拭き取らなければなりません。
こんな経験をされた方は多いでしょう。
欲張らずに、少しずつ具材等をお椀に移せばそれでいいのですが、ついつい、たくさん
取ってしまいます。それが、人というものです。
さてみなさん、たくさんとっても、お椀に汁が滴れないようなお玉を考えてください。
【コメント】
う〜ん、残念ながら、あまりいい発明は生まれませんでした。
みなさんはどうでしたか。
余分な汁を落とすように、掬い用の半球部の上部に穴や溝を入れたらいいように思う
のですが、具材を取りすぎたら駄目でしょうね。
選択に使う柔軟剤のキャップは、タレ防止の構造になっています。あれを転用して、
お玉の掬い部を二重構造にすることも可能でしょうが、あまり効果はなさそうです。
過去には、以下のような出願があります。
特開2001−238806号
糸こんにゃくが、掬い部と柄部との間に引っかからないようにするために、掬い
部と柄部との間を三角形構造にしています。なるほど!
特開2005−144090号
掬い部における柄部側にスリット穴を設けています。鍋なんかやるときに具材の
みを取りたい場合、このスリット穴から汁を捨てればいいようです。これも、なるほ
どです。
もっと、真剣に調べれば出てくるのかも分かりませんが、欲張りすぎるのは良くな
いということですかね(笑)。
【発明手法】
先行技術を調べても似た発明が出てこない場合
(1)全く新しい発明なのか、それとも、
(2)ニーズのない発明なのか…
どちらか見極める必要があります。ニーズのない発明をいくら考えても、無駄?
実は、弱粘着性の付箋は、開発当時、全くニーズのない発明でした。
メモは、いらなくなった紙を使うのが当時の常識。なぜ、メモにお金を払わなけ
ればいけないのかっていうのが、当時の世の中だったのです。
ニーズがなくても、化ける場合もありますので、難しいですね。
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第7号 2006/05/15
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みなさんこんにちは。
早速、今週の発明のヒントを提供します。
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【今週のヒント】
新緑の季節ですね。
今年も、家庭菜園でトマトを作っています。苗が倒れるといけないので、支柱を
立てて、苗を園芸用の針金(よく袋をねじって留めている針金です)で縛っておきま
した。苗がかなり大きくなったのですが、茎が太くなったため、針金が茎にめり込んで
しまいました。おかげで、茎が痛んでしまい、危うく茎が折れてしまうところでした。
そこで、茎を支柱に縛るに際し、茎が太くなっても、茎を痛めない道具を考えて
下さい。
さあ、みなさん、一週間、すばらしい発明を考えてください。
日々考えることが、あなたの発明力を向上させます。
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【先週のヒント】
少しずつ暑くなってきていますね。暑いときほど、栄養を取らなければなりません。
炒め物やスパゲッティには、ニンニクのみじん切りは必須です。
でも、ニンニクをみじん切りすると、手が臭くなるんですよね。
手を臭くすることなくニンニクをみじん切りすることができる道具を考えてみてく
ださい。
【コメント】
みなさん、どうでしたか。
ニンニクのみじん切りを作るには、以下の2点がポイントとなります。
(1)如何にしてニンニクを押し潰すか。
(2)押し潰したニンニクをみじん切りのように細かくするか。
(1)を解決するためには、ニンニクを収納する小部屋を設けて、上から、押し潰
す力を加える構造を設ければよいです。
(2)を解決するためには、押し潰したニンニクを細かい格子に押し通して、前記
小部屋から押し出せばよいです。
押し潰して格子を通すことにすると、柱状のニンニクが出てくるように思いますが
、鋭い刃物で格子を形成しない限り、砕けたニンニクになってしまいます。
あとは、具体的にどのような構成を採用するのかが工夫の凝らし所と言えるでしょ
う。また、家庭用と業務用とでは、おのずと、大きさや耐久性、使い勝手が違ってきま
す。家庭用は、手入れしやすくてコンパクトなものでなければなりませんね。
上記ポイントで作られた器具の例として、以下がありました。
特表2003−511250号、特表2000−515439号、
特開2000−107048号
当然、その他の工夫が凝らされています。
上記(1)、(2)以外のポイントを考えられた方もいらっしゃるでしょうね。
【発明手法】
課題を解決するために必要な必須の構成要素を考えてみる。あとは、具体的に
どのようにその構成要素を構成していくかということです。
必須の構成要素=請求の範囲
具体的な構成=実施形態
とでも言えましょうか。
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第8号 2006/5/26
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みなさんこんにちは。
早速、今週の発明のヒントを提供します。
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【今週のヒント】
最近、私の周りでは、出産される方が多くいます。
一部業者の「だっこひも」がブームなようで、生産が追いつかないらしいですね。
みなさんも、ヒット発明考えてくださいね。
何週か続けて基本問題といきましょう。
煮物などの料理をしていたら、必ず、「あく」がでますね。
あくを取るための発明を考えてください。できるだけ多く。
古くからありますが、ご自身の頭で考えることが大事です。
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【先週のヒント】
新緑の季節ですね。
今年も、家庭菜園でトマトを作っています。苗が倒れるといけないので、支柱を
立てて、苗を園芸用の針金(よく袋をねじって留めている針金です)で縛っておきま
した。苗がかなり大きくなったのですが、茎が太くなったため、針金が茎にめり込ん
でしまいました。おかげで、茎が痛んでしまい、危うく茎が折れてしまうところで
した。
そこで、茎を支柱に縛るに際し、茎が太くなっても、茎を痛めない道具を考えて
下さい。
【コメント】
茎を留める部材に弾力を持たせればよいということは、簡単に気がつくことです。
では、どうやって弾力を持たせたらよいのでしょう。
当然、ゴムで縛れば、それもいいでしょうね。
その他、下記のような特殊な部材が考えられるでしょう。
(1)螺旋状のプラスティック板:これによって、茎と支柱とを一緒に巻いて
下さい。そう、丁度、パソコンの配線を束ねるような螺旋状のプラ板です。
茎が大きくなっても、螺旋の弾力によって、茎がプラ板に食い込むことがなくなる
でしょう。
(2)支柱と茎とをS字状の弾力部材でつける。これも、S字状の弾力部材に
よって、茎が太くなっても、食い込みを防止できるでしょう。
たとえば、特開2000−135033があります。
(3)その他、構造を複雑にすればいろいろありますが、価格は上がりますね。
(4)ふと、庭の木を見てみると、杭に木が縄で巻き付けられているではありま
せんか!よくよく見てみると、縄で巻き付ける部分には、細い板が樽状に、木に取
り付けてありその上に、縄が結ばれています。これによって、木を傷めることを
防止できるわけですね。
【発明手法】
別な用途への転用によっても、発明は生まれます。
しかし、転用を思いつくのは、常に、発明を意識している場合です。
それが、ひらめきです。
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第9号 2006/6/5
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【今週のヒント】
しばらく台所用品が続きますよ。
サラダを作るとき、レタスなどを洗って、ちぎりますよね。
おいしいサラダを作るには、レタスに残った水気を切る必要があります。
どうやったら、効率的に水気を切ることができるか考えてください。
さあ、みなさん、一週間、すばらしい発明を考えてください。
日々考えることが、あなたの発明力を向上させます。
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【先週のヒント】
煮物などの料理をしていたら、必ず、「あく」がでますね。
あくを取るための発明を考えてください。できるだけ多く。
古くからありますが、ご自身の頭で考えることが大事です。
【コメント】
この課題は、結構古くからありますが、どうですが、自分の頭で
考えて、すばらしい発明が生まれましたか。
昔からあるのは、網に柄が付いている道具ですよね。
でも、あれって、あくが、通り抜けてあまり綺麗に取れないん
ですよね。
そんなこと考えながら、みなさんも、いろいろ発明したことでしょう。
(1)お玉にフィルタをつけるタイプ
不織布等のフィルタであくを濾過すれば、綺麗に取れますね。
あとは、フィルタをどのように、取り付けるかだけのことです。
たとえば、実開平1−43846や特開平10−165317
実開60―94146号などがあります。
(2)フィルタはもったいないし、ゴミになるので、煮汁をすくいつつ、
あくだけを残して、余分な煮汁を戻すことができればいいですね。
お玉を半分に区切って、煮汁を戻す発明なんかどうでしょう。たとえば、
実開昭59−168246があります。
(3)お玉でなく、鍋そのものに、あくとりの構造を設けてはどうか。
たとえば、鍋の中心に下部がフィルタになっている円筒を設けて、
煮汁をその円筒に注ぎ、あくをフィルタに吸着させて、残りの煮汁は
鍋に自ずと戻るようにするといった構造があります。しゃぶしゃぶ鍋
のような構造です。たとえば、特開平9−140601です。
(4)ポリプロピレンの糸を束ねたものを鍋に浮かべて、あくを吸着
させるというものもあります。実開昭60−94146です。
(5)上記のように、いろいろあるのですが、いずれもアク取り作業
が必要ですよね。そこで、アク取り作業自体を行いたくない方には、
落としぶたそのものに、アク取り機能を設けたらいいのではないで
しょうか。
不織布の落としぶたに切れ目を設けて、あくを吸着させる発明として、
特開2004―65685があります。また、落としぶたの関係では、
特開平11−276361なんかも良いですね。
さらに、木製の落としぶたの底に凹凸を設けて、その凹凸部にあくを
吸着させることも可能です。これが、特開2002−223964です。
(6)実は、凹凸にあくが吸着するというアイデアは、とても良いアイデア
で、お玉の底に凹凸を設けて、その底にあくを吸着させるという発明
特開2005−168617があるわけです。
上記の発明は、いずれも先行技術となりますが、みなさん先人の努力の
過程をたどることができたでしょうか。
中には、実用化されている発明もありますよ。
【発明手法】
ある発明家が「この手の発明は古い発明です。特許になりません。」と、
とある弁理士に言われたとしましょう。
私なら、こう言います。「この手の発明は古い発明ですが、とても、良い
アイデアです。もっと、便利に改良したら、特許になるかも分かりませんし、
あなたの発想力はすばらしいので、どんどん発明を続けてください。たとえ
ば、こんな不便な点もあるのですが、何か良い方法はないですか…」
発明が特許になるか否かなんて、おまけ(ご褒美)みたいなものです。
すばらしい発明を考えることができるということが、最も重要なことなのです。
そして、発明を育てるのが、弁理士の仕事なのです。
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「発明講座」特許のプロ弁理士が発明のヒントを教えます
第10号 2006/06/14
発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000190649.html
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みなさんこんにちは。
早速、今週の発明のヒントを提供します。
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【今週のヒント】
カレーやシチューを作るとき、じゃがいもやにんじんを予め電子レンジで
温めておけば調理時間を短縮できます。でも、あまり、均一に温まらない
んですよね。みなさん、なにか良い発明はありませんでしょうか。
さあ、みなさん、一週間、すばらしい発明を考えてください。
日々考えることが、あなたの発明力を向上させます。
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【先週のヒント】
サラダを作るとき、レタスなどを洗って、ちぎりますよね。
おいしいサラダを作るには、レタスに残った水気を切る必要があります。
どうやったら、効率的に水気を切ることができるか考えてください。
【コメント】
水気を切る、水切り、脱水、・・・洗濯機・・・
と連想していけば、洗濯機の脱水機構のような水切り器が良いのではと
思いつきました。
で、調べてみれば、先行技術があることあること。
たとえば、Fターム「4B061 CA21」で検索してみて下さい。
特許電子図書館の「FI・Fターム検索」で検索できます。
業務用の大がかりな機械から、家庭用まで。
しかし、家庭用は、シンプルな構造がいいですよね。
加えて、野菜の水切り用に専用の道具を置いておくのも場所を取る。
じゃあ、既存のザルとボールとをうまく兼用させることができないか。
たとえば、ボールのそこに回転軸となる突起を設け、ザルの底にその突起が
おさまる程度の凹みを設け、その突起と凹みとを中心にザルを回転させる
ことができれば、脱水可能?
しかし、ザルは半球状なので、あまりうまく脱水できなさそうです。
ちなみに、自宅には、円柱状のザルを取ってでうまく回転させることが
できる水切り道具がありますが、結構場所を取って邪魔なんですよね。
【発明手法】
洗濯物と野菜、全く異なる分野ですが、水切りには、回転脱水がいいと
いうことですね。
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「発明講座」特許のプロ弁理士が発明のヒントを教えます
第11号 2006/7/3
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みなさんこんにちは。
発行が滞っておりまして、すいません。基本は、週一回の発行ですが、
不定期になる場合もあります。ご了承の程、よろしくお願いいたします。
早速、今週の発明のヒントを提供します。
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【今週のヒント】
東北地方にお住まいの方であれば、芋煮をご存じだと思います。
里芋を鍋で煮て、秋頃、河原などでみんなで鍋を囲んで食べますね。
おいしいですよ。
さて、今週のヒントは、里芋についてです。
里芋の皮をむくのは、意外と大変です。中には、手がかゆくなる方も
いらっしゃるようです。スーパーには、皮がむかれている里芋が売られて
いますが、自分でむくときのための便利なグッズを発明してください。
さあ、みなさん、一週間、すばらしい発明を考えてください。
日々考えることが、あなたの発明力を向上させます。
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【先週のヒント】
カレーやシチューを作るとき、じゃがいもやにんじんを予め電子レンジで
温めておけば調理時間を短縮できます。でも、あまり、均一に温まらない
んですよね。みなさん、なにか良い発明はありませんでしょうか。
【コメント】
電子レンジで食品を温めるときのコツは、熱を逃がさないことです。
いくら、マイクロ波が食品の水分を振動させて温めるといっても、
得られた熱が庫内に拡散してしまっては仕方がありません。
したがって、まずは、熱を逃がさない工夫が必要です。
次に、均一に温めるためには、マイクロ波が均一にじゃがいもにあたる
ようにしなければなりません。
そのような点を考慮に入れて、考えてみてください。
均一にマイクロ波が当たるように、じゃがいもを電子レンジの回転皿
よりも浮かして固定されるように、大きな画鋲みたいな形状の道具を
使って、持ち上げてはいかがでしょうか。
プラスティックの剣山や、プラスティックの蒸し器のような構造も良いです。
そして、あとは、密閉できる構造にすれば、均一な温めが期待できると
思います。
発展:ラップなどのように使い捨てにしない密閉構造はないか?
洗いやすい構造を考慮する。
たくさんのじゃがいもを均一に温めるにはどうしたらいいか?
耐熱のようボールに取り付け可能な道具は考えられないか?
など。
【発明手法】
課題解決のための工夫は、一つではありません。
複数の工夫を考えてください。
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「発明講座」特許のプロ弁理士が発明のヒントを教えます
第12号 2006/7/24
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みなさんこんにちは。
早速、発明のヒントを提供します。
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【今週のヒント】
タマネギをみじん切りすると、涙がでるのは、常識ですね。
少しでも早くみじん切りができたら、涙の流出を少しでも抑えることが可能です。
タマネギのみじん切りを簡単に行う発明を考えてください。
日々考えることが、あなたの発明力を向上させます。
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【先週のヒント】
里芋の皮をむくのは、意外と大変です。中には、手がかゆくなる方も
いらっしゃるようです。スーパーには、皮がむかれている里芋が売られて
いますが、自分でむくときのための便利なグッズを発明してください。
【コメント】
実は、里芋の皮をむくための業務用の装置は、いくつか発売されています。
実際、スーパーで見かける皮がむかれた里芋は、そのような業務用の装置を使って
皮がむかれていることが多いです。
一度、テレビで、そのような装置を使って皮がむかれる様子を見たことがあります
が、面白いようにむけていきます。
たとえば、
http://www.eooo.jp/ctr.php/m/ShowCategoryList/a/Detail/c1/1/c2/16/c3/8/goods_id/3566
をみて下さい。
里芋を水の中で回転させることによって、皮がむけていきます。
業務用の場合、その向けた皮をどう処理するのかが難しいところでしょうが、家庭用で
は、あまり問題とならないですね。如何に簡単に皮をむくのかが重要です。
このように、回転動作を利用して、里芋の皮をむく家庭用の装置としては、以下のような
装置が開示されています。
特開2005-192685
特開H4-357909
登実3037242
登実3026974
登実3001588
回転させる装置は、家庭用とはいえ大がかりですよね。
バケツに里芋を入れておいて、ふやかして、棒でぐるぐる回転させれば、
皮がむけるかもしれません。
簡単な器具としては、
特開2002-199983や、登実3021523があります。
これは!という家庭用の里芋皮むき器具を考えられた方は、チャンスかもしれません。
【発明手法】
業務用を家庭用に転用するだけでは、通用しない場合がある。
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「発明講座」特許のプロ弁理士が発明のヒントを教えます
第13号 2006/8/17
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残暑お見舞い申し上げます。
早速、発明のヒントを提供します。
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【今週のヒント】
携帯電話の普及にはめざましいものがあります。最近は、第三世代の携帯電話が
かなり普及しているようで、携帯電話で、さくさくとネットサーフィンという
時代がきました。あと5年くらいしますと第四世代の携帯電話になります。
第四世代になれば、自宅の電話と携帯電話との境目がなくなるでしょう。
自宅にいるときは、自宅の電話と無線通信し、外出先では、基地局と無線通信
する時代になると思います。その他のたくさんの発明が生まれ、そして、次の
世代の携帯電話につながるのでしょうね。我々弁理士もがんばってお手伝い
する必要があります。
とはいえ、やはり、未だに、自宅の電話も当然使います。
昔から思っていたのですが、受話器と本体とを結ぶ螺旋状のコード、あれって、
なぜ、あんなに絡まってしまうんでしょうかね。
絡まり防止のために、何かよいアイデアはないでしょうか?
日々考えることが、あなたの発明力を向上させます。
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【先週のヒント】
タマネギをみじん切りすると、涙がでるのは、常識ですね。
少しでも早くみじん切りができたら、涙の流出を少しでも抑えることが可能です。
タマネギのみじん切りを簡単に行う発明を考えてください。
【コメント】
まず、普通に包丁でみじん切りする場合を考えてみて下さい。
最初に、玉ねぎの皮をむいて半分に切り、根の側を少し残すように、縦に切り込み
を入れます。
次に、入れた切り込みに対して垂直になるように横に切っていきます。
こうするとみじん切りができます。
なお、最初にまな板と水平に複数の切り込みを入れた後、縦・横に切る方法も
ありますが、玉ねぎ自体は、複数の片でできていますので、この水平の切り込み
がなくても、みじん切りになりますよ。
以上のことから、思いつくことは、格子状に玉ねぎを切ったらいいんでしょ、
ということですよね。だったら、格子状の刃物を使えば良いんだよね、となり
ます。(ニンニクのみじん切りと似てますね)
で、調べてみたら、結構出願されていました。
特開2006-75497
特開2006-6885
実開昭64-16295
実開昭60-47438 等
をご覧下さい。
でも、実は、格子状の刃物を押し込むのは、結構力がいるんですよね。
ですから、如何に楽に押し込むのかが、改良という面ではポイントになるでしょう。
さらに、格子状の刃物って、製造が難しくないですか?これも、重大な問題です。
コストアップとなる発明はなかなか実用化されませんので。
では、では。通常の包丁を使って、うまくみじん切りを作成する補助具はないもの
でしょうか?
巷では、細かな間隔を有する櫛状の補助具を使って、その間隔の間に包丁を入れて、
縦の切り込みを入れた後、当該補助具を横の切り込みを入れるのに使うようなものが
出回っているようです。でも、一刀両断でみじん切りを作ることができるほど、
便利な道具でもないような気がします。
スライサータイプの器具でみじん切りを作ることも可能です。
たとえば、特開昭64-78795などがあります。
しかし、どれも今ひとつなんですよね。
簡単でかつ安く製造でき、それでいて、あっという間にみじん切りができ、
手入れも簡単で、場所も取らないそんな便利なグッズがあればいいですね。
【発明手法】
実用化されていないのには理由がある。
先行技術を発見したときは、その理由を探ってみる。
その理由を解決することによって、新しい発明が生まれる。
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「発明講座」特許のプロ弁理士が発明のヒントを教えます
第14号 2006/9/20
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【今週のヒント】
冷酒などのガラス瓶の蓋は、金属性ですね。
あの蓋を取って、瓶から直接お酒を注いだとします。
すると、注ぎ終わって瓶を立てると、口からボタボタと滴がたれてしまいます。
どうやら、瓶の口が円形のために、うまく、滴が切れないようです。
同じことが、ウイスキーやブランデーの瓶などにも言えます。
酒類はあとでべたべたして嫌ですね。
どうしたらよいでしょうか。
さあ、みなさん、すばらしい発明を考えてください。
日々考えることが、あなたの発明力を向上させます。
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【先週のヒント】
昔から思っていたのですが、受話器と本体とを結ぶ螺旋状のコード、あれって、
なぜ、あんなに絡まってしまうんでしょうかね。
絡まり防止のために、何かよいアイデアはないでしょうか?
【コメント】
実は、こんなマイナーそうな分野にも発明はあります。
方針としては、
(1)螺旋状のコード(カールコードなどというようです)に何かを取り付けて、
絡みを防止する。
(2)カールコードそのものの構造を変える。
(3)カールコードの材質を変える。
(4)その他
となるでしょう。
で、ん〜、(1)の何か取り付けることばかりを考えていたのですが、なかなか
いいのがないのです。
で、ふと、よくよく、事務所の電話を見てみると、
コードの巻き方向が途中で反転しているのに気づきました!
右周りから左回りに、そして右回りに。
そうです。回転方向を変えることによって、絡まろうとする力を抑える
ことができるのです。まさに、目から鱗でした。
毎日見ているものにもこんな工夫がなされているなんて。
ついでに、自宅の電話も確認しましたが、こちらは、古いので、巻き方向は
一方向だけでした。
この考え方を発展させた発明として、以下の発明があります。
特開2001-266657
回転方向が変わる箇所のコードを直線的に形成しています。
しかし、それでも、完全に絡みが防止されているわけではありません。
どなたが、さらなる発明を考えてください。
また、(1)の方針については、あまりよいものが思いつきませんでしたが、
良い発明を思いつかれた方はご一報下さい。
【発明手法】
巻き方向を途中で変えてみたら、他にも良いことがあるかもしれません。