5
<<<Top Jan.2001
5
Still Life in Vancouver Mon, 29 Jan 2001 19:13
今回は2度目の通信ということなので、リタイア生活の典型的な1日について書くことにしよう。

今日は月曜日。アンクルトシと仲間たち
いつものとおりに午前中、インドアテニスコートでおじさんおばさんたちを相手にダブルスでプレイした。 
彼らはみんな自分より年上だが、腕はいい人達ばかり。もちろん彼らが若かった頃には、今より“動き”が良かったので、ミスも少なかったのだろう。 特におじさんなんか、ボールをネットにひっかけたり、外に出したりしたときには、怒ってボールを壁に投げつけたりする。
自分はテニスを習い始めたのが遅かった(40才)ので、少々ミスしても当たり前。だから、そんなに怒ってもしかたない、というわけで冷静にやってるんだけどね(苦笑)。でも、経験不足は、彼らより若い足でカバーしているんだ。
もっと若い人達ともやりたいんだが、
自分と同じぐらいかもっと若い人たちのほとんどはまだ働いているので、
昼間にできる相手を見つけるのはそう容易ではない。
これも早くリタイアした欠点のひとつだろうね(!?)

テニスが終わって、自家製のスープで昼食をとり、ルドルフ氏
あまりにも天気がいいし、きのうの夜に雪が降ったので、
昼からは裏山(GrouseMountain)にルディと二人でスキーに
行くことにした。
家からゴンドラの乗り場まで、車でわずか5〜6分。
車の中でスキーブーツをはき、切符を買って、100人ぐらい
乗れる大きなゴンドラで、海抜1100mぐらいのところに上がって
いくんだ。
ゴンドラに乗務員がおり、上がる途中ゴンドラから見える
風景をいろいろ説明するのを聞くと、なんだか自分達も
旅行者になったような気分になる。

ゲレンデは短いが、無いよりはましだし、去年完成した
4人乗りの高速リフト(上まで4分)のおかげで、以前よりもっとスキー
ができる。それに何と言っても、そこからの眺めがまた格別だ。
ただし、今年は積雪量が少なく、ゲレンデの下の方は地面が
見えたりしていて、状態はあまりよくない。
ゴンドラから降りたところには、レストラン、コーヒーショップ
などがあり、子供用に屋外スケート場を作ってある。
小さな池に氷が張ったようなものだ。  
薫くん、拓ちゃんたちにちょうどいいんだがねえ。
ちょっとみんなで遊びに来ないか??
GrouseMt.からの眺め
“Uncle Toshi's Cabin”とその周辺 Sun, 21 Jan 2001 13:24
はじめに“Cabin”の紹介をするように言われたので、
我々が実際に住んでいる家とそのまわりの様子について、少し書いてみよう。

このCabinに住み出したのは1969年8月のはじめ頃現在のUncleToshi'sCabinだった。
あの頃は文字通り、この家は“Cabin”と言った方が似合う感じだったね。建てたのはノルウェーからの移住者だということだった。
彼も我々と同じく独身だったせいだろう、家そのものは日本に持って行っても小さいぐらいで、2階に割と広いリビングと狭いキッチン、それに狭いベッドルームがひとつで、
1階にも同じサイズのベッドルームがひとつあり、他は洗濯場、ボイラールーム、ガレージ、それともちろん狭い玄関(東京でのマンションのに比べたら広かったがね…笑)。周りにも家は建っていたが、前の道路はまだ砂利道だった。
Cabinそのものはこのように小さいものだったが、
敷地だけはこっちの標準サイズの中でも広い方で(27mx40m)、窓から入り江をのぞむ
また、立地が山のすそでも比較的高い位置(海抜約250m)にあるため、このあたりにまだたくさんある大きな木々の合間に見えるVancouverの街、GeorgiaStrait(内海)、そしてそのむこうに見えるVancouver島、と、このCabinから見える景色は、それはスバラシイもので、これだけは誰にでも自慢ができる。天気によって、毎日景色も変わるので、飽きることもないしね。
Vancouverという大きな街に住みながら、街の端っこになるので静かであり、
街の便利さ(downtownまで車で20分ぐらい)と山中に住む静けさとの両方の
特典を兼ね備えている、と言えるだろう。
Cabinから150mぐらい坂道を登ると、家も無くなり、PCルーム
そこから“裏山”に入ることになる。
裏山はGrouseMoutainで、スキー場があり、ここから車で5〜6分でゴンドラ乗り場
に行ける。ゲレンデ自体はあまり長くはないが、特に夜のスキーに行くと、きれいな街の夜景が足元に見えて最高だ(SpecialInterviewのページの夜景)。
街の“裏山”には、スキー場が他に2ヶ所あって、それぞれ2〜30分で行くことができる。
あんたがはじめてスキーを履いた(1985年)のも、そのうちのひとつだったね。
1969年の春に買ったこのCabinの値段は、26,000ドルだった。あの頃の日本円に
換算したら、800万円ぐらいだっただろう。
以来、2度建て増しをし、また4年ほど前に大きな改装をして、
自分たちの好みに合うように少しずつ手を入れてきた。今このCabinを売るとすると、
金額としては10倍、いや20倍ぐらいするだろうが、売って引越しする気持ちは毛頭ないね。

さて、今日は日曜日。 アンクルトシ(左)とルディさん
リタイア生活をしていると、毎日が日曜日のようなものだから、週末が来る楽しみが無い。これがこの生活の一番の欠点だね(笑)。
朝から外は灰色だが、この北国の街の冬としては気温が6〜7度だから、そう低くはない。
でも暖かいわけでももないので、自分たちで山から拾ってきた木や、数多い庭木を剪定した枝などを暖炉で燃やしながら、テレビで全豪オープンテニスを観て、自分があそこでやっているような気分になったりしている(笑)。
今日の夕方から、友達とインドアコートでプレイする約束になっているんだが、
そこに行って自分で実際にやると、テレビで見るプレーヤーのようにはうまくいかないもので、
これが今の自分の第一のストレス、と言える(苦笑)。
あんたも早く近くにテニスコートをみつけて、しっかり練習してくれよ。
こんど会った時に相手ができるようにね。