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水上生活 Wed, 30 May 2001 21:23
ボートハウス人間にとって、水がなくてはならないもののひとつであることは言うまでもないが、人によっては、普通の人以上に水の近く住む人もいるようだ。
Vancouverの街は水に囲まれているので、どこに行ってもそばに水があるという感じがする。海だけでなく、湖は周辺にたくさんあるし、三角州にできた街なので、川も大小たくさんある。海は内海なので、太平洋に直接面しているのとは違って、潮の満ち引きはもちろんあるものの、風の強い時でも波の大きさはそう恐ろしいほどのものにはならない。したがって、写真のような水上の家に住むことも可能になるわけだ。
街の周りに何箇所かこういったボートハウスを置いた所がある。
ボートハウスこの写真はダウンタウンの近くだが、こういった家はステロフォームの上に浮かんでいるということだ。
そこの住人の話では、以前日本のTV局から取材に来て、水中カメラまで使って撮影していたそうだ。


ボートハウスの住民は万年水上生活者だが、モーターボートやヨットを持っている人達は、パートタイムの水上生活者と言えるだろう。
Vancouver周辺のヨットハーバーといえば、それこそ数え切れないくらいある。太平洋にくらべると、内海ではだれでも比較的安全に遊べるわけだ。自分は商船に乗ったことがあるので、外海と内海の違いはよく分かっているつもりだ。
ヨットハーバー太平洋では静かな時でも船はいつも揺れるが、一旦内海に入るとかなり風の強い日でも、揺れはピタリととまる。

水というものはつくづく不思議なものだと思う。
水を見るだけで心に安らぎを感じるし、このCabinから見える内海をながめていると、あの水はずーっと日本まで続いているのか……と、世界へのつながりを感じさせてくれる。世界に出ていこうかという冒険心を抱く者にとって、こういう気分は大きな要素を果たしているのだろう。
ヨットハーバーそれと同時に、海というものは恐れるべきものでもあって、海に対する尊敬の念と言うか、そういった気持ちがあることも確かだ。自分は自分なりに、わずか3年余りだが水上生活をして世界中を旅した。その経験の結果、人間は陸上生活をするようにできていて、水は少し離れた場所から見るのが一番良い、というのが自分の結論だね(笑)。
Rodeo Sun, 20 May 2001 19:36
ロデオに参加するカウボーイたちVancouverに来て34年目にして初めて、街の郊外で行われているロデオを見に出かけた。
Cabinから高速道路を30分あまり走ったところに、ロデオと競馬場があり、そのまわりは遊園地にもなっている。
前回のレポートの、WilliamsLakeというところで見たロデオとはずいぶん違っていた。

ここでのロデオは観客相手のショーで、もちろん入場料($20.00)も取る。
始めから終わりまで約2時間ほどだ。
アナウンサーはわざわざテキサスから来た人で、カウボーイもBC州や隣のアルバータ州だけでなく、アメリカのあちこちの州からも集まってきていた。
暴れるBullここでのロデオは、ラスベガスでのロデオに次いで「賞金」が高額なので、アメリカやカナダのトップクラスのカウボーイたちが集まってくるということだ。背を曲げて跳ね上がる馬や雄牛(Bull)に乗るカウボーイたちのそのワザは、確かに本職とあってみごとなものだ。
牛や馬に乗る競技の中でも、特に雄牛に乗るのはすごく危険なことだそうだ。
角の先端は切り取ってあるものの、誤って背から落ちた後、中には1トン近くもある雄牛に踏みつけられる、という可能性も大いにあり得る。

ロデオの雌牛馬や雄牛たちは、ロデオが始まる直前、ゲートを開ける前にロープ状の腹帯(cinch)でカウボーイに下腹部をギュッと締めつけられる。牛たちはその苦しさから解放されたいために暴れまわるわけだ。
他には投げ縄で子牛や牛をつかまえ、カウボーイが馬から飛び降りて首をつかまえて子牛を地面にたおし、3本の足にロープをかける、という競技も実に見応えがあり、その腕前に舌を巻いた。
インディアンのレインダンスアメリカの西部劇というと、カウボーイとインデアンがつきものだが、ここでも例外無くインデアンの民芸品の展示、レインダンスのデモンストレーションもしていた。
インデアンといっても100パーセントの純血は少なくて、白人との混血が多い。 こうして地球のいろいろな人種が交わっていくことは、世界の平和につながる良いことだと思う。
カントリーウエスタン音楽つきの楽しいロデオの一日だった。
馬車レース ロデオの出店
A Little Taste of Country Western Wed, 9 May 2001 11:44
WilliamsLakeの牧場British Columbia 州の中間所のWilliamsLakeという街に住んでいる友達のパーティーに行って来た。ルディの友達の娘の結婚25周年のパーティーだった。ルディが彼女のGodFather(名付け親)なので、2人で招待されたわけだ。
この街はVancouverから550kmほど内陸に行ったところにあり、途中のランチブレークを含めて6時間ほどで着いた。さすがにVancouverの街からこれだけ離れると、実に田舎(Country)に来たという感じがする。このあたりはBC州でもカウボーイカントリーの中心部と言えるだろう。
牧場のドンキーこのあたりは雨量が少なく、おまけにかなり北部なので野菜農業には適していない。なめらかな丘が延々と続き、生えている木は松類と白樺ぐらいで、木の無いところが牧草地というぐあいだ。だから肉牛を飼うこと以外にはあまり使い道のない土地ということになる。
Vancouver郊外の牧場では、この頃はもう草を刈って干し草を作ったりしているが、このあたりではまだ青い草は短く、手でつかむことすらできない。それで放し飼いしている牛たちも、まだ貯蔵してあった干し草に頼っているようだ。
友達が住んでいる土地は2ヘクタールもあって、家のまわりには車を20台ぐらいは駐車できる場所がある。
東京とはえらい違いだよ(笑)。
彼らは馬1頭とドンキーを1頭、犬を2匹飼っているが牛は飼っていない。
さらに鶏も飼わない。鶏を飼うと、コヨーテ(小型オオカミ)が鶏を襲いに来るからだそうだ。

われわれが街に着いた時、街の中心部でちょうど“Rodeo”をやっていた。
牛、子牛、山羊などをロープで捕まえる競技なのだが、
たくさんのカウボーイやカウガールがそれに参加するために集まっていた。
Rodeo会場のカウボーイたちカウガールたち
街中で観光客相手に見世物としてやるのとは違い、彼らたちの中での真剣勝負の競技だった。
観客はわずかしかいなかったが、われわれ都会住民にとっては特別なイベントで、半日近く楽しんだ。
キャンプファイアー夕方からは家の庭の大きな松の木の下でのキャンプファイヤー。雲一つ無く、満月にちかい“西部の月”の下で、ウィンナーやマシュマロ(砂糖とジェラチンでできたもの)を焼き、CountryWesternMusicや時々聞こえるコヨーテの遠吠えを耳にしながら、老若男女みんなで交わって話したり笑ったり、夜がふけるまで本物のCowboyCountryの雰囲気を楽しむことができた。
日本からのグループツアーではこういう経験は出来ないね……。