カナダはやはり北国、特にこの街では30度を越えるようなことはめったにないし、暑くなっても、じっとしているだけで汗をかくようなことは珍しい。
久しぶりに夏の日本に行って、一番印象に残ったのは、何と言っても、夏の暑さだった。
ちょうど梅雨の終わりで、湿度が高かったことも心地悪さの大きな理由だったと言えるだろう。青空の見える日でも、都会では街の中にモヤか霧がいつもかかっているようで、あの暑さに拍車をかけたようだった。
それにしても30〜37度といった気温を感じたのは、何年ぶりだったか……。 |
大阪の関西空港に着いて、奈良に1泊した後、生まれ育った広島の田舎に帰り、姉の家に4〜5日やっかいになった。
田舎に着いた時の第一印象は、山の植物がハワイで見たジャングルのようだったこと。
田舎の中でも姉の住む地域は山の上になるところで、夕方には割と涼しくなり、夜、汗をかいて寝苦しいようなことはなかったが、昼間は結構暑くなった。
ツルの植物が、あの暑さではよく伸びるわけだ。
姉の家の近所に、廃墟となった家が2〜3軒あり、それらの家に植物が襲いかかるように繁殖していた。 |
それを見て、自然の力がいかに大きいかということを思い知らされたよ。まるで植物が家を飲み込んでいるようだった。
この世から人間がいなくなったら、人間の作った街も、何百年もすれば崩れたり腐敗してゆき、みんな植物に覆われてしまうんだろうね。腐敗しない物でも、植物から出来る土によってうずめられて……。何十階もある高層ビルはちょっと年数もかかるだろうが……。
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久しぶりに会った姉たちと行った喫茶店でも、飲むものはアイスコーヒー。
暑い日本の夏に、熱いコーヒーは飲む気にもなれなかった。
田舎から関西に戻り、奈良で4〜5日過ごした。
Vancouverの空港に着き、家に帰る途中、結構コンクリートの建物が多いこの街でも、緑は多く、気温22〜23度の街にはモヤもかかっておらず、あの大阪の街と比べて随分大きな違いだと思ったよ。
正直言って、涼しいCabinに帰ってきてホッとした。 |