| オーストリアでの出来事 |
Thu, 25 Oct 2001 13:17 |
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ドイツの地形はなだらかな丘が多いが、一旦オーストリアにはいると、アルプスの一部となって山がほとんどとなる。山があれば川があり、川があれば湖がある。
われわれの旅行は単独で、地図とガイドブックを見ながら、その日その日思いのままの行動だ。
地図で小さな湖を見つけたので、きっとよい景色の見える場所があるに違いないと思い、ハイウェイから離れて湖のそばに行ってみると、思った通りのホテルがあった。ホテルの部屋からのきれいな景色を見たときは、遠くまで来たかいがあったと心から思った。 |
翌朝、ホテルのビュッフェでの朝食のあとは、湖の周りの草地に放し飼いにされた牛たちと話しながら(?)ハイキング。オーストリアの田舎の家はどれを見ても感心するほどきれいにしてあり、中には信じがたいほどたくさんの花を飾っている家もある。
歩いているうちに少し風変わりな農家があり、屋根の下にいろいろな色や形の木が吊り下げてあった。暖炉の薪にするために干してあるというのだが、その変わった眺めが面白くて写真を撮っていると、クルミを拾っていたおばさんが来て、ルディと話し始めた。日本人連れだと気づいたおばさんは、ルディに「今でも日本の男はポニーテールをして歩いているのか?」と尋ねたとのことだ(笑)。 |
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その家のご主人は、木から落ちたリンゴを拾って歩いていた。作業場に行ってみると、リンゴを古い機械でつぶし、ジュースを絞っていた。ジュースは2ヶ月ほどしたらワインになるそうだ。そばにあったプラムの木にまだプラムが残っていたので、「あれでおいしいプラムケーキが作れますね」と言ったら、「冗談じゃない。あれは酒造用だよ」と言い、作業場に置いてあった自家製のプラム酒を飲ませてくれた。口の中で蒸発するような強い酒だが、ウマイ!
普通の団体旅行だと、こういった現地の人と触れ合うような経験は、まずないだろう……と思いながら、ちょっとしたホロ酔い気分でホテルまで歩いて帰った。 |
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| 3年ぶりのドイツ |
Fri, 12 Oct 2001 12:56 |
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ロンドン経由フランクフルト行きの旅が始まった。
空港に着いたときのチェックイン・カウンターやセキュリティー・チェックの列の長いことは予期していたことだが、思ったより早くチェックインは終わり、セキュリティゲートを通過するのもそれほど時間がかからなかった。9月のニューヨークでの事件のおかげで、機内食のナイフやフォークはプラスチック。
ロンドンでは、1時間半の待ち合わせということだったが、予定が変わり、5時間あまり(!)もの待ち合わせということになった。待ち合わせのラウンジにイタリアレストランがあったので、パスタを食べに入ったが、そこでも機内と同じく、プラスチックのナイフとフォークを出していた。メタル製のナイフやフォークより、ガラス瓶の方が、よほど危険だと思うが......。 |
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結局、家を出てから20時間後に、やっとフランクフルトに着いた。
夜の10時過ぎだったので、飛行機を降りてから到着ロビーにでるまで全く時間がかからなかったのは不幸中の幸いだったといえるだろう(?)。
ヴァンクーヴァーで予約していたレンタカー(VWゴルフ)で、迎えに来てくれたルディの甥の車の後について
ダムシュタット(Damstadt)という、フランクフルトの南にある街まで、世界でも有名なアウトバーン(高速道路)を走った。夜であったため、130〜140km/hのゆっくりした(?)スピードで。 |
ドイツに来る旅でいつも思うことの一つは、ここでの生活水準がいかに高いかということだ。
レンタカーはいつも新車だし、家やアパートといった住居が非常によくできている。窓そのものにしても、カナダで使っている窓にくらべると、一段も二段も上だと思う。窓の外側にはシャッターがあり、換気のために斜めにたおすこともできる。
それにしても、どこに行っても、窓ガラスがきれいに掃除してある。ドイツ人の勤勉な性格がよく表れているといえるだろう。 |
ルディの甥の家は「長屋」の一部だが、彼らの棲家は150平米あり、屋根裏に部屋を作れば180平米になるとのことだ。日本の街に住んでいる者には、うらやましいような話だね。
しかし、たしかに先進国の中でも生活の便利さはそろっているが、朝4〜5時頃から、飛行機、自動車、列車などが動き出し、その騒音は甚だしい。こういった「便利さ」には、「副作用」がつきものかもしれないね(笑)。 |
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さっそく、田舎に行って、キノコ狩りをした。
この国にも案外森がたくさん残っていて、この時期にはどこでもキノコを見つけることができる。
やはりこの国でも自然は大事にしているようだ。 |
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| キノコ狩り |
Tue, 2 Oct 2001 12:02 |
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夏が終わり秋になると、なんと言っても“キノコ狩り”が一番楽しみな季節になる。
このCabinから10〜15分も歩いて坂道を登ると、キノコの生える森の中に入ることができる。
家が無くなってから2〜300m登ったところに、人気のあるハイキング用の道があり、それに沿って道の傍を探せば、たいてい手ぶらで帰るようなことはない。
このあたりは山のふもとなので、森にいてもどこからでも坂を降りさえすれば家のあるところに出られるから、迷子になる心配もなく、安心してキノコを探すことができる。 |
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しかし、マツタケを探すとなると、ここから1時間半から2時間かかるところまで出かけて、
平たんな森の奧をずっと歩くので、曇りの日とか霧のある日には、“迷子”になる危険性が非常に高い。
事実、方向が分からなくなり、パニック状態になったことが2度ある。森に入ったときには遠くの山を目印にしていたのだが、そのうちに霧がかかり、どの方向も全く同じに見えるようになってしまったんだ。やっと山道を行く車の音が聞こえたときのうれしさはなんとも言えなかったものだよ。
このカナダマツタケも、30年前には採る人も少なくて、一度にいっぱい採って帰ったものだが、最近(15〜20年)は日本に輸出しているために、白人までが現金収入のためにマツタケを採るようになったので、我々の分け前は少なくなるばかりだ。 |
山中を歩いているときにわりとよく見かけるものは、写真のように雷によって焼けた木だ。
こんなに住宅地に近いところでもこういったことがあるのだが、仮に森が乾燥していたら、山火事になる可能性もある。幸いこのあたりは雨が多いので、その心配は少ないのだが……。
キノコがりでよく見かけるもうひとつのものは、ナメクジ。
われわれの採るキノコも、ナメクジに人気があるらしく、あちこちかじったあとをよく見かける。ナメクジたちにしたら、人間が彼らの住まいに入ってきて、彼らの食べ物を盗んで行くのだから、いい迷惑だろうね(笑)。
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