| Cabinのクリスマス |
Thu, 27 Dec 2001 12:05 |
|
毎年のことだが、今年もまたクリスマスがやってきた。
自分が日本で生まれ育ったときには、クリスマスといえば遠い国の行事、といったぐらいにしか思っていなかったが、この国に移住したときにその遠い国に入りこんでしまったようだ。
また、ルディという友達にめぐり合ってこのCabinを共にするようになってからは、彼がキリスト教徒の家族に生まれた者であったため、クリスマスという行事も他人事ではなくなってしまった。
移住した初めの頃には、鉢植えのクリスマスツリーを買ってきたものだが、このCabinに入って以来、“生きた木”をクリスマス後に植えかえる場所が無い(ここの庭には多すぎるぐらいに木があるため)ので、“切った木”を毎年買うようになった。このタイプの木は“Spruce”と呼ばれている。
通常、ツリーを飾るのは20日を過ぎてから。
長年の間にいろいろ集めた装飾品を箱から出してツリーに飾りながら、「また一年が過ぎてしまったか……」、と考えてしまう。 |
とりわけ、自分がこの国に移住してきたのがクリスマスイヴの24日で、毎年クリスマスが移住のアニバーサリーでもあるため、より感慨深いときでもある[Special Interview 参照]。
ソーセージ工場で働いていた頃は、クリスマスの時期は“テンテコマイの時期”で、クリスマスと言えば、楽しむよりも疲れから休める時、という印象だった。
でもこの2〜3年は、30年来のテンテコマイから解放されて、ようやくこの時期を楽しむことができるようになった。 |

それで、今年は自家製のクッキーを作ってみる気にまでなった。
写真のうすい茶色のが自家製で、材料はヘーゼルナッツ、アーモンド、砂糖、卵、レモン、バニラ だけで、粉は全く入っていない。後方のがヨーロッパ式のクリスマスケーキで、バターがたっぷり入っているので、薄切り一枚で十分(?)。 |

25日には、この時期に一番人気のある七面鳥を焼くかわりに、5キロ近くもあるビーフロースト(牛の背中の肉のかたまり)を焼いて、友達と一緒に8人で食べたが、3分の2ほどしか食べきれなかった。
バターにしろ、脂がのった肉にしろ、たしかにおいしいが、どうしてこうおいしいものは体に良くないのだろうね……。
一年に一度ぐらいは……、と、みんなで贅沢をするわけだ(笑)。 |
 |
 |
|
| クリスマス |
Mon, 17 Dec 2001 22:59 |
|
クリスマスももうすぐになり、街はなんとなくその雰囲気がもりあがってきている。
最近は、日本でもショッピングセンターや百貨店などでのクリスマス装飾だけでなく、一般家庭でもクリスマスツリーを飾る人も増えてきている様子だが、まだこの国での一般家庭ほどのことはないだろうと思う。もちろん、この国では大多数の人がキリスト教なので、クリスマスももっと意味深いこともあるし、長年の習慣もあって、家族、親友の間でのプレゼント交換や祝宴は真剣なイベントのようだ。 |
 |
 |

われわれがソーセージ工場で働いた頃は、この時期になると小売、卸売りともにあきれるくらい売れ、おかげで一ヶ月近くはテンテコマイしたものだ。
肉食の人が多いこの国では、10キロもある七面鳥や骨皮のついた、まるのままのハム(豚のおしり)を買いこみ、丸焼きにして大勢の家族や友達が集まる祝宴でふるまうことになる。
他にはホームメイドのクッキー、それにクリスマスケーキ(干し葡萄、みかん、レモンの乾燥したもの、アーモンド、バターなどがたっぷりはいった、硬いパンのようなケーキ…….ヨーロッパから入ってきたもの) も、この時期にはつきものだ。 |
それから、なんと言ってもクリスマスは小さな子供達への
オモチャのプレゼントが第一だが、おとなどうしのプレゼント
交換もなかなか盛んで、この時期にはショッピングセンターは買い物……と言うより、「プレゼントさがし」の人でごったがえしとなる。自分の知り合いのうちの数人は、毎年24日、クリスマスイヴの日(最後の買い物日!)に奥さんへのプレゼントをパニック状態で探したり買ったりしている(笑)。
この時期は一年中で一番日が短かく、この北国では午後4時頃から暗くなる。長い暗い夕方には、住宅地のクリスマスライトなどの飾りを見て歩くのも楽しみのひとつとなる。 |
|
|
|
12月になったら、やはり冬になったという感じがなんとなくするものだが、この前初雪が降って、文字通り冬らしくなった。
通常だとこの街に雪が降る時には、だいたい1日か半日で雨に変わってしまうことが多い。海が近くにあるせいだろう。
気温が零度以下だと降った雪はサラサラとして触ってみても気持ちがいいし、窓から外の庭木にふんわりと積もっているのを見るのも楽しいが、 気温が上がって雨になり、せっかくの雪もべたべたになって溶けだすのを見ると、なんだかがっかりしてしまう。車で外出する場合にはそのほうがいいのだが……。 |
朝起きてみると、裏山の上に積もった雪が朝日で真っ白に見えた。
あまりにも天気がいいので、ゴンドラで山に上がってみることにした。日曜日だったこともあり、山の上はすでにたくさんの子供たちでにぎわっていた。
そこには人工の小さな池を氷らして子供達がスケートをできるようにしてあり、みんなはしゃいでいた。
山頂の積雪量がすでに1mを超えていると聞いていたので、一応自分のスキーを持参したのだが、リフトはまだ動いておらず、動いていたのは短いRopetowだけだった。 |
 |
 |
せっかくスキーを持ってきていたので、申し訳程度に5〜6回滑ってみたら、サラサラとした上質の雪だった。普通のゲレンデで滑れなかったのが残念だったが、これからの長い冬のあいだには、何度かこういった上質の雪で滑れることもあるだろう。
ゴンドラ乗り場ではすでにクリスマスキャロルを歌ったりしていたし、いつでもサンタのソリーを引っ張れるようにレィンディア(トナカイ)も2頭用意してあった。それらを小さな子供達が見て喜んでいるのは、ほほえましい光景だった。
クリスマスが来るまで、もうあとわずか数日だ。
|
 |
 |
|