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バンツェン湖 Wed, 24 Apr 2002 11:37
Buntzen Lake今年の3〜4月はまったく奇妙な気候で、春らしくなったと思うと2〜3日後にまた雪が降ったりして、
4月の中旬だというのにCabinのあたりが白くなったりもした。
きのうも朝方は2〜3度という寒さだったが、久しぶりに晴天で、春らしい気持ちのいい天気になった。そこで、ここから車で30分あまり行ったところにある、バンツェン湖(Buntzen Lake)という湖にハイキングに行った。
湖の大きさは、カナダのスタンダードからしたら小さい方だが、湖のまわりの道は約10kmほどある。
湖畔の遊歩道湖水を使っている発電所がふたつあって、その電気会社がハイキング用の道を整備しており、山の中の道でも「舗装道路」といってもいいようなきれいな道だ。
湖のまわりの山はかなりの傾斜があり、湖はかなり深いそうだ。その証拠に、水中に生える草を食べる鴨たちの姿が全然見当たらなかった。また湖のまわりにある木を見れば降雨量が高いことがわかる。落葉樹の新芽がまだ出かけで枝には緑がなくても、幹は苔とシダの緑に包まれている。そのおかげで木々もよく伸び、雷雨のときに背の高い木に雷が落ちて焼けたあとが残っている。
苔とシダに包まれた樹木 落雷によって穴の空いた木
森の中の渓谷山中の谷間に流れている水はいつ見てもいいもので、ついその水を飲んでみたくなるものだ。
また、この湖は細長く、南端には沼地を渡れるように、浮橋をつくってある。
沼地には“Shunk Cabbage”が沢山花を咲かせていた。冬眠から出てきた熊たちがこの新芽を食べるそうだ。
このハイキングコースのRatingは“Easy”と書かれているが、結構登り下りもあり、“自然を楽しみながら”3時間あまりのいい運動となった。コースで出会った人は4〜5人だけだったが、これから夏にかけてハイカーは増えてくることだろう。
湖にかかる浮橋 Shunk Cabbage Shunk Cabbage
復活祭 Mon, 01Apr 2002 23:00
"Easter Egg Hunt"の案内この国は殆ど移住者によって成り立っており、最近はインド人、中国人、イラン人の移住者が多いが、なんといってもまだヨーロッパからの移住者が大多数を占めている。したがってこの国の風俗習慣がヨーロッパ人たちのものに基づいていることは云うまでもない。
Easter(復活祭)もそのひとつで、祭日の日曜日の2日前の金曜日は“GoodFriday"と呼ばれて国の休日となっている。ほとんどのクリスチャンの祝日と同じく、復活祭は俗世化、商業化されてきているが、実は、復活祭はもともと異教徒のお祭りとして始まったものであるという。その経緯は次の通り。
"Egg Hunter"昔のサクソン人たちは、子孫、春の神である「Eastre」の訪れをにぎやかに祝っていた。2世紀頃、クリスチャン宣教師たちが、異教徒のお祭りを行っていた北部の部族にであったとき、彼らをクリスチャンに転換しようと試みた。彼ら(宣教師)は内密の裡にその試みに成功した。しかし、初期のクリスチャン改宗者たちにとって、すでに存在していた祝典に一致しない祝日を祝うことは、彼らの自滅となる可能性もあった。そういうことにならないために、宣教師たちはうまく徐々に時間をかけて宗教の教えを人々の間に広げていったのである。彼ら異教徒者たちのお祭りを祝うことを許しながら。ただしクリスチャンの作法で。たまたまこの異教徒のEastreのお祭りは、クリスチャンのキリストの復活を祝う祭典と同じ時期に始まった。
"Egg Hunt"に集まった人たち
こういう経緯からすれば、クリスチャン宣教師たちがこの祭典をクリスチャンのお祝いとして転換していったのも理解できる。初期の祭典名「Eastre」も、そのうち今使われている「Easter」に変わっていったのだという。この祭日はクリスマスほど大きな行事ではないが、家では七面鳥、ハム、他の肉の丸焼きをしたり、家の中に春の象徴の花を飾ったりして祭日を祝うことが慣わしになっている。また、街のあちこちの公園などでは、EggHuntといって、子供たちがEasterEggを見つけたり拾ったりする行事が行われる。
卵はウサギ(復活祭の象徴としての意味はドイツ人がアメリカに持ち込んだものらしい)とともに、キリスト教祝日、復活祭の象徴として知られている。人々の間で春に卵を交換するという習慣は、キリスト教が初めて復活祭を祝った時よりも、さらに何百年も前から行われてきていたものだったという。昔から卵は殆どの文化で「生まれ変わりの象徴」であり、昔の農民たちは、金箔で包んだり、いろいろな花や葉と一緒に煮ることによって卵に着色していたようだ。
拾い集めたEasterEgg祭日の日曜日には、近くの公園に子供たちがEggHuntをする光景を見に行った。
そこでは本物の着色した卵は無く、ウサギの衣装を着た人が地面にばらまくチョコレートの卵を子供たちが拾っていた。拾う者は1〜10歳と限界があったので、われわれは拾うことはできなかったが……。
かわいい小さな子供たちが、興奮して拾っている光景を見るだけでも見に行ったかいがあったというものだ。
このCabinでもRudyがヨーロッパで生まれ育っているので、習慣にならって、花を飾ったり、子羊の丸焼きを作ったりして春を祝った。