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Sunshine Coast Thu, 24 Oct 2002 11:36
Vancouverの北西に続く、内海(Strait of Georgia)に面した、本土側の海岸線はSunshineCoastと呼ばれている。 Sunshineが多いのでそう言う名前がついたのかどうかは分からないが……。

このあたりの海岸に行こうとすると、入り江、山などのために、Vancouverから直接アクセスする道路がなく、本土の一部でありながら40分ほどフェリーに乗らなくてはならない。そのため、いったんフェリーから降りると、Vancouver近辺にくらべてずいぶん田舎に来たようなリラックスした雰囲気になる。

このあたりで一番の見ものといえば、SkookumchuckNarrowsという場所でみられるものだ。

長さ40km近いSecheltInletと呼ばれる入り江があるのだが、この入り江の入り口が“岩の瀬”になっており、外海が満潮になってきても、水準が瀬を超えるまでは入り江には水が入らない。したがって、一時的に外海と入り江との水準の高さが違うわけだ。

いったん外海の水準が瀬を超えるようになると、水準の低い入り江にすごい勢いで入り出し、大きな川のように水が流れだすという、めずらしい光景が見られる。
直接この光景を見るためには、駐車場から1時間近く歩かなくてはならないが、それでもこのユニークな自然のアトラクションを楽しむために来る人は少なくない。


我々が行ったときも、ここで“波乗り”を楽しむために、カヤックをかついで歩いて来た若者たちが10人ほどいた。その中にはわざわざアメリカから来た者も何人かいたようだ。
我々にしてみれば、彼らの見事な“波乗り”の技を“無料”で楽しむことができたので、往復2時間も歩いた甲斐があったと言えるだろう(笑)。


海岸沿いには、Arbutusと呼ばれる北米太平洋岸特有の樹木がある。この木は、このあたりで唯一大木となる、葉の大きい常緑樹だということだ。また、この木の幹が独特で、赤みがかった茶色の薄い木の皮が紙のようにはげ、黄緑のツルツルの幹がむき出しになっている。木の幹が大きく古くなったものには、茶色のかさかさになったような皮がついている。

また、北米に多い木のひとつにCedar(杉の一種)というのがあるが、木が柔らかいためか、虫がこの木を巣にするらしく、キツツキが呆れるほどの大きな穴をあけていた。


このように、SunshineCoastの海岸沿いは、どこに行っても人が少なく、穏やかできれいな景色を楽しむことができる。
Sand sculpture Wed, 09 Oct 2002 12:12
Vancouverから高速道路に乗って1時間半あまり東に行ったところに、HarrisonHotSpringという温泉リゾートがある。言うまでもないが、ここのホテルは日本の「温泉旅館」というイメージとはまったく違い、デラックスホテルに大きな温泉プールがあるといった程度のものだ。HarrisonLakeというかなり大きな湖の南端にあり、天気のいい日には湖のむこうに遠くの山がきれいに見える、景色のいいところだ。

SandCastleは世界中いろんなところで作られているようだが、ここでもこの13年間、毎年SandSculpture(砂の彫刻)の世界チャンピオン大会が行われている。
そこで我々も、暇(?)を見つけて、今年初めて行ってみた。今まで何度もテレビのニュースなどで写真は見ていたが、実際にその場で見ると、まったくあきれるほどよく出来ており、感心のあまり、ため息の出し続けだった。
今年の“SculptureArtists”はカナダ、アメリカ、フランス、スエーデンとわずか4カ国から参加したのみだそうだが、彫刻家たちがみんな長年の経験をつんでいることは、その見事な作品を見ればよくわかる。
海のビーチの砂には貝類、海草など混じっており、長年波に洗われることで砂粒が丸くなっているため、ボールベアリングの玉で山を作ろうとするのと似たようなものだそうだ。
その点、ここの砂はもちろんこの湖のものだから、砂粒が角ばっていて、また沈泥(砂より細かく粘土より荒い沈積土)であるため、砂に水を混ぜると固めやすいということだ。
その恩恵もあって、ここで作られたSandCastleが世界で一番高いということが、ギネスの世界記録にも載っているそうだ。
写真のように木の板で囲いを作り、その中に砂を入れ、その後に水を足して、鉄板に枝をつけた道具で上からたたいて固める。そうして高いものは砂の固まりを下から築いていき、彫刻は上から始めるのだ。
使っているものが砂と水だけだから、横にまっすぐ突き出すものを作ることはもちろんできない。
下の写真で見ればわかるだろうが、細長いものが崩れずに残っていることは信じがたいほどだ。



彫刻品が完了したあとは、一ヶ月あまりの間のショウのために、水とノリを混合したもので毎日スプレイするという。さらに、繊細な彫刻品に鳥たちがとまらないように、細い針金を何本か立ててある。

これだけ立派な彫刻品を作るの、才能が必要なことはいうまでもないが、それと同時に練習に練習を重ねた熟練の人でないと、そう簡単に作れるものではないと思う。