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クリスマスツリー Sat, 21 Dec 2002 11:16
クリスマスツリー装飾コンテスト今年もあっという間にまたクリスマスがやってきた。
言うまでもないが、サンタクロースと並んでクリスマスを最も象徴するものがクリスマスツリーだ。
いつもの散歩道の片側に設けられたスペースで、例年どおりクリスマスツリーの装飾コンテストが開催され、いろんな会社や学校など(今年は67本!)が参加してそれぞれの装飾タレントを競っている。
ユニークなもの、面白いもの、醜いもの、きれいなものと、いろいろあって、散歩に来る人たちはそれぞれ楽しんでいるようだ。そして、誰でも一番好きなツリー、二番目に好きなツリー……と人気投票ができるようになっている。

もともと、クリスマスツリーの習慣が始まる前から、世界中で昔から冬季に緑を家に持ち込んで飾るという習慣はあったということだ。
エジプト人は12月の1年で一番短い日に 「生きていること」 を祝福するために、緑のシュロの葉を家の中に飾っていた。Pagan(異教徒)たちは宗教儀式のために木をつかっていたし、Druid(古代ケルトのドルイド教の教団員)たちは樫の木をロウソクや果物で飾り、神に収獲の感謝をした。古代ローマ人たちも同じように農神祭(12月17日ごろ行われた収獲祭)には常緑樹を家に飾ったし、バイキングは長い冬が終わり、春が早く来るように願いを常緑樹にこめて家の中に飾ったということだ。また、中世には、赤いリンゴを常緑樹につりさげた 「天国の木」 は12月24日に行われたアダムとイブの祝祭の象徴だったということだ。
UTCのクリスマスツリー
歴史の記録に残っている最初のクリスマスツリーは16世紀のことで、当時のStrasbourg, Germany(今はフランス領。ドイツとの国境にある街)では、お金持ちの家でも貧乏の家でもモミの木を色紙、果物、キャンディーなどで飾ったということだ。
イギリスでもアメリカでもクリスマスツリーラメッタと電気のロウソクはドイツ人移住者たちによって普及されたもので、現在のクリスマス時期にはなくてはならないもののひとつとなっていることは、周知の通りだ。
このCabinの住民であるルディさんも、もともとドイツからの移住者であり、毎年生きた木を買ってきて、電気のロウソク(ドイツでの習慣)をつけ、“ラメッタ”(アルミ箔を細く切ったようなもの…ツララの象徴)を枝から下げるという飾り方をしている。プラスチックでなく、「生きている木」は我々の視覚、触覚、臭覚を満足させてくれるし、年齢には関係無く、みんなに「喜び」を感じさせてくれることは確かだ。
雪を待つゲレンデ〈その2〉 Tue, 10 Dec 2002 11:42
役に立っていない人工降雪機12月ももう半ばになってしまった。
先日Vancouverの三つの“裏山”スキー場のひとつであるGrouseMountainに上がってみたが、先のCypressMountainと変わりなく、雪が降る気配はいまだにない。頂上からの“ゲレンデ”は、石とブルーベリーの木ばかりといった悲しい状態だ。
東京や生まれ故郷の広島の中国山地では、もう雪が降ったと聞いているのに、この降るべきところに降らない。
そればかりか、気温が低くならないために、40台以上もある造雪機(Vancouverでこの機械があるのはGrouseMtnだけ)がせっかくの実力を発揮することもできない
頂上からのゲレンデに作られた新しい初心者用コースGrouseMtnの頂上からのゲレンデは結構傾斜があって、初心者向きではない。通常だと、高いところになるに従って気温が低くなり、雪の質は良くなるため、それだけスキーが楽しめるのだが、今までは、初心者はここの頂上に上がることが出来なかった。それで、今年は初心者も頂上に上がれるように、傾斜のゆるいコースが作られた。
このゲレンデを点検するために、歩いて頂上まで上がってみた。場所によっては車が二台通るのはちょっとムリ、といったところもあり、下手をしてコースからはずれると、黒ダイヤ(◆←このマークによって示される)のコース(エキスパート用)に入ってしまう、という危険性もある!
頂上に上がってみると、いつものことながら、そこからの眺めはすばらしい。この時期にはしばしば見られる景観だが、この日も“下界”は霧に包まれる、というおもしろい現象になっていた。

頂上から降りたところは、ゴンドラ乗り場と同じレベルになるが、そこには去年からの住民(住獣?)であるGrizzlyBearの住みかがある。
以前、ここで紹介した2頭の他に、今年もまた、親なし子になった2頭の兄弟熊がまたここに連れて来られ、今では4頭の熊がそれぞれ2頭ずつ別の囲いのなかで住んでいる。
囲いと言っても、自然のままで、丘があり木があり池がありというけっこう広い囲いで、食べ物の心配は無いし、そこに住む熊たちは幸せ者だと言えると思う。柵は細い針金だけでなんだか心細いようだが、電線をはりめぐらせてあるので、それで十分だということだ。
クマたちの住みか “新顔”のクマたち
雪が降っても降らなくてもクリスマスは来る。
ゴンドラ乗り場の近くに設けられたサンタのワークショップでは、
サインに示してあるように、2匹のトナカイが飛行前の特別ダイエットをしている最中だった(??)。
ダイエット中(?)のトナカイ
暮れなずむVancouver

北国では冬場になると日が短く、気がついたら暗くなっていた。

ゴンドラに乗る前、乗り場からVancouverの街のきれいな夜景をつかの間、楽しむことができた。