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フレンド Sat, 14 Jun 2003 15:10
今年はイラク戦争、SARS, MadCowDisease, WestNileVirus(蚊によって広がる病気)といろいろとよくないことが多く、なんとなくどこかに旅行に出ようかという気になれない。同じような気持ちの人は少なくないだろうと思うが、ルディの大昔(…といっても100年は経っていないが…笑)からの友達で、B.C州の北部にあるアルミニューム工場(Alcan)の町Kitimatに住むリゴニ(Rigoni)夫妻が生まれ故郷のイタリアにいくことになり、その途中、我々のところに寄り道して3日泊まっていくことになった。
主人のジャック・リゴニ氏は、ルディがドイツから移住して間も無い頃、Kitimatで働いたときに知り合った友達だ。
リゴニ氏は、イタリアの北部、アルプスの一部であるAsiagoという小さな町生まれ。Asiagoはスキーレゾートであり、またAsiagoというチーズでも知られている。4人兄弟でカナダに移住してきているが、一番上の兄さん(Gino=右写真、5〜6年前死去)はイタリアでスキーのインストラクターもしていたそうだ。
奥さんのサンドラはやはりAsiagoの近くの出身で、ジャックのワイフとなるため、イタリアから数年後に移住して来た。その頃もうバンクーバーに来ていたルディが、バンクーバーの飛行場に彼女を迎えに行ったということだ。街のホテルに彼女を連れて行き、翌日にはKitimat行きの飛行機に乗るためにまた飛行場に連れて行ったそうだが、イタリア語しかできなかった彼女と、イタリア語がまったく分からないルディが手まねだけで相手をした様子が想像できる(笑)。

イタリアの小さな町で生まれ育ちし、カナダに来てからも小さな町に住んでいる彼らにとってバンクーバーの街は大きすぎて、車の運転をしようともしない(我々が東京で車の運転をしたくない…できない…のと同じ)。
今住んでいるKitimatでは、冬はクロスカントリースキー、夏は川での鱒つりを頻繁にするそうだ。鱒つりはいいが、GrizzlyBearという多きな熊に出会うことがよくあり、特に子熊をつれた母熊は危険だそうで、万が一の場合のために彼らはいつもPepperSprayを持って歩くということだ。
彼らのバンクーバー滞在中も、ダウンタウンでのショッピングより、山でのハイキングや公園での散歩を第一に希望していた。
その点は我々とも意見が合致し、街の3箇所のスキー場のひとつである、Cypressに行ってゲレンデを歩いて上がったり、WhiteCliffParkという海岸ぞいの公園でくつろいだりした。ちょうどその日には珍しく公園のビーチで結婚式をしていた。

また、この岩の多い公園ではアザラシたちが日向ぼっこをしているのをよく見かける。

ここでは誰もアザラシたちに触ってはならないことになっているせいか、3〜4メートルくらいまで近寄っても驚いて逃げることもなく、傍で観察することができる。
岩の上に座って、すぐ傍にあるフェリーターミナルにフェリーが出入りするのや、ヨットがなめらかな水の上をゆっくりと滑るように行くのを見ていると、自分たちの心も穏やかになるというものだ。

今頃、彼らは生まれ故郷で、家族や友達と本場のイタリアンワインやチーズを楽しんでいるにちがいない。
アラスカ巡航船 Tue, 20 May 2003 12:59
Vancouverの港に入ってくる客船。ちょうどLion'sGateBridgeの下をくぐったところ。朝起きて海の方を見ると、遠くに白い客船がVancuoverの港に入ってくるのが見えた。
港の近くになってくると、船は速度をかなりおとさなくてはならない。遠くに見え始めてから、港の入り口であるLionsGateBridgeのあたりまで来るまで、イライラするほどかなりの時間がかかった。それでも、旅客船を見るのはいつでも感激的で、飽きることがない。
今年もバンクーバー〜アラスカの船旅の季節が始まったのだ。Cabinの窓から見ても、今まで見たことのない船であることが分かった。
そこで、ここから客船を見ることはいつでもできるのだが、午過ぎに船の着く岸壁まで行ってみることにした。
フェリーのそばまで行ってみた港に着いて近くから見ると、まったくあきれるほどでかい。大きなホテルが水の上に浮いているようなものだ。
冬の間、殆どの客船はカリブ海とか地中海で巡航しているようだが、5月〜9月はバンクーバーとアラスカの間が一番の人気巡航航路となる。この巡航が始まってから、もう10年以上になるだろう。毎週、金、土、日、月曜日には3隻〜5隻岸壁につけていたが、今年からは、隣港であるシアトルに半分近くこの巡航船ビジネスをとられてしまい、バンクーバーの港は少しさみしくなってしまった。
バンクーバーに入港したり、出航するときに見えるであろう景色の美しさは、シアトルのそれとは、まったく比較にならないのだが……。
CoralPrincessのAtriumイギリス、オランダ、ノルウエーなど4〜5の客船会社があるが、今日の船はイギリスのP&Oという会社の一番新しい船でフランスで造船されて今年の1月に初航海したということだ。この会社の12〜3隻ある船のひとつということになる。CoralPrincessと言う船名で、8万8千トン、長さ290米、客数1950人、乗組員980人、といった規模を誇る。
客室の90%は外側にあり、実に737の部屋に専用のバルコニーがついている。
中央ホール(Atrium)は高さが4階まであり、そこにある階段はブラスと木を使ったもので、豪華客船の雰囲気がある。

船内にあるBayouCafeはニューオルリンズスタイルの食事が出て、その後はジャズの生演奏がある(飲み物付で一人10ドル)。
また、HorizonCourtは24時間開いており、朝昼は普通のカフェテリアスタイルの食事が出るが、夕食時にはエレガントなレストランとなる。
この他、船内にはショウのあるラウンジが三つ、VideoとWebCam付の結婚式場など、食事のできるところがなんと9箇所もある。飲み物は別払いだが、食事は船賃に含まれているので食べ放題であるのはいいが、食べすぎになって太ってしまう危険性が大きい!何千ドル(?)も払って、食べ物を控えるのももったいない気するだろうし……。
Bayou Cafe HorizonCourt
StarPrincessまた、この船は、レストランや公用の部屋など、他の船と比較してゆったりとしたつくりになっている。
例えば、姉妹船であるStarPrincess(去年完成、右の写真)は、10万9千トンあり、客数2,600人、乗組員1,100人であるのにかかわらず(確かに高さはStarPrincessのほうが高いが)、船長はCoralPrincessより短い。このことを見ても、CoralPrincessがいかにゆったりしているかがわかるだろう。
船内には、9ホールのミニゴルフ場、屋内屋外プール、ジム、シガーバー、カジノ、聴音楽用椅子のある図書館、AOLインターネットカフェなど、たくさんの娯楽施設がある。
CoralPrincess現在、同じ会社では、CaribianPrincessという姉妹船を建築しており、来年の春には完成するという。11万6千トン、旅客数3,100人といった規模になるそうで、姉妹船のなかでは最大になるということだ。パナマ運河を通る必要がなければ、もっと大きな船を造ることだろうね。

こういった豪華客船を使ったアラスカクルージングは、お金と暇のある人、高級料理の好きな人にとっては、のんびりとできるいい旅行だと思う。