朝起きて海の方を見ると、遠くに白い客船がVancuoverの港に入ってくるのが見えた。
港の近くになってくると、船は速度をかなりおとさなくてはならない。遠くに見え始めてから、港の入り口であるLionsGateBridgeのあたりまで来るまで、イライラするほどかなりの時間がかかった。それでも、旅客船を見るのはいつでも感激的で、飽きることがない。
今年もバンクーバー〜アラスカの船旅の季節が始まったのだ。Cabinの窓から見ても、今まで見たことのない船であることが分かった。そこで、ここから客船を見ることはいつでもできるのだが、午過ぎに船の着く岸壁まで行ってみることにした。 |
港に着いて近くから見ると、まったくあきれるほどでかい。大きなホテルが水の上に浮いているようなものだ。
冬の間、殆どの客船はカリブ海とか地中海で巡航しているようだが、5月〜9月はバンクーバーとアラスカの間が一番の人気巡航航路となる。この巡航が始まってから、もう10年以上になるだろう。毎週、金、土、日、月曜日には3隻〜5隻岸壁につけていたが、今年からは、隣港であるシアトルに半分近くこの巡航船ビジネスをとられてしまい、バンクーバーの港は少しさみしくなってしまった。
バンクーバーに入港したり、出航するときに見えるであろう景色の美しさは、シアトルのそれとは、まったく比較にならないのだが……。 |
イギリス、オランダ、ノルウエーなど4〜5の客船会社があるが、今日の船はイギリスのP&Oという会社の一番新しい船でフランスで造船されて今年の1月に初航海したということだ。この会社の12〜3隻ある船のひとつということになる。CoralPrincessと言う船名で、8万8千トン、長さ290米、客数1950人、乗組員980人、といった規模を誇る。
客室の90%は外側にあり、実に737の部屋に専用のバルコニーがついている。
中央ホール(Atrium)は高さが4階まであり、そこにある階段はブラスと木を使ったもので、豪華客船の雰囲気がある。
船内にあるBayouCafeはニューオルリンズスタイルの食事が出て、その後はジャズの生演奏がある(飲み物付で一人10ドル)。また、HorizonCourtは24時間開いており、朝昼は普通のカフェテリアスタイルの食事が出るが、夕食時にはエレガントなレストランとなる。
この他、船内にはショウのあるラウンジが三つ、VideoとWebCam付の結婚式場など、食事のできるところがなんと9箇所もある。飲み物は別払いだが、食事は船賃に含まれているので食べ放題であるのはいいが、食べすぎになって太ってしまう危険性が大きい!何千ドル(?)も払って、食べ物を控えるのももったいない気するだろうし……。 |
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また、この船は、レストランや公用の部屋など、他の船と比較してゆったりとしたつくりになっている。
例えば、姉妹船であるStarPrincess(去年完成、右の写真)は、10万9千トンあり、客数2,600人、乗組員1,100人であるのにかかわらず(確かに高さはStarPrincessのほうが高いが)、船長はCoralPrincessより短い。このことを見ても、CoralPrincessがいかにゆったりしているかがわかるだろう。
船内には、9ホールのミニゴルフ場、屋内屋外プール、ジム、シガーバー、カジノ、聴音楽用椅子のある図書館、AOLインターネットカフェなど、たくさんの娯楽施設がある。 |
現在、同じ会社では、CaribianPrincessという姉妹船を建築しており、来年の春には完成するという。11万6千トン、旅客数3,100人といった規模になるそうで、姉妹船のなかでは最大になるということだ。パナマ運河を通る必要がなければ、もっと大きな船を造ることだろうね。
こういった豪華客船を使ったアラスカクルージングは、お金と暇のある人、高級料理の好きな人にとっては、のんびりとできるいい旅行だと思う。 |