上毛三山のひとつである榛名山は、関東を代表する二重式火山で山腹に伊香保温 泉があります。榛名湖をめぐる外輪山を総称して榛名山と呼んでいます。榛名富士を見ながら氷室山 (1236m)、天目山(1303m)、相馬山(1411m)に登りました。伊香保町に近づくにつれ、山は桜色と芽吹き始め た木々の柔らかな色調が美しく、早春の風景に逆戻りです。登るほどに満開の桜、まだこれからのものと 続き、貸切大型バスは一気に標高1110mの天神峠下まで運んでくれました。ここまで登ると冬枯れに近く、 梢の先に小さなふくらみが見られる程度です。ラジオ体操第1とストレッチをしてから、薄着で出発です。 車道を少し歩き、大きな石灯籠を左に見ながら、いきなり木製の急な階段が氷室山まで続きます。階段が切れ ると、丈の低いクマザサの道は土の感触が優しく、左に榛名湖と榛名富士、右には煙るような山並みの向 こうに、雪に覆われた浅間山も見えました。天目山で一休みし、七曲峠まで下り階段です。車道を横切 り、アップダウン。角度を変えた榛名富士の、ロープウエーが動いているのが分かりました。松之沢峠を越え てからの明るい尾根道は、ツツジの花盛りを連想させます。
磨墨岩の上に人影を認めながら左に迂回して、11時に磨墨峠の休憩舎に着きました。ここで嬉しいランチタイムです。
食後はオカリナグループ「うすゆき草の会」による新入会員歓迎コンサートで、1年間の練習成果を聴かせてもらいました。
テーマ曲の「エーデルワイス」を皮切りに、楽器の紹介など、アンデスの風を感じさせる素敵なひとときでした。
心身ともに満ち足りた午後の出発ながら、前方に聳える相馬山には一瞬怯みます。
左に逸れたので安堵しました。
二つ目の赤い鳥居の辺りから石碑が目立ち、俄に信仰の山らしい景観です。鎖場や鉄梯子のある石の急登をスローペース
で進みました。時折谷から吹き上げてくる冷たい風が気持ちよく、山頂には黒髪山神社があり展望もよいのですが、
大人数なので狭く感じました。同じ道を下り切った所で集金を兼ねた最後の小休止,緩やかな下りを20分ほど歩くと
バスが待っているヤセオネ峠です。爽やかな暑さと、長い行程の心地よい疲労感を「泡」が癒してくれる、バスでの帰路も至ってスムーズでした。
