268 鳩待峠から至仏山

         
尾瀬の名峰を歩く
(歩程4時間30分 ランクB3)マップ

鶴瀬駅を出発して3時間。鳩待駐車場到着。車や人で混雑の中準備体操 を済ませ出発。他の登山者への配慮も考え、25名ずつの2班に分かれ る。登山口を入るとすぐブナ林の中へ。
所々敷かれた木道の林の中は蒸 し暑く汗がポタリ、ポタリ。木々の間から時々入るさわやかな風に「気 もちがいい」の声も。30分ほど歩いた所で小休止。いつもの風景で、 トマトを食べる人、バナナや飴を食べる人、元気を付け歩き出す。ここ から急登の始まり。

小至仏岩稜霧の中
クマザサの切り開きを登っていくと、周囲は黒木の 樹林帯に変わり1867mのピークへ。木道を下る人と道を譲り合いながら 進むとやがて小湿原へ。ワタスゲが迎えてくれた。眼下には尾瀬ヶ原が 見えるところだが視界がきかず残念。一息いれオヤマ沢田代へ。
やがて、 前方に小至仏の岩稜があらわれた。ハイマツまじりの岩場を登り小至仏 山頂へ。着いたとたんポツリ、ポツリと雨が降りだしカミナリも鳴り出 す。雷の音に「キャー」と言いながら急いでカッパを着る。
雨も激しくなり、さて、どうしよう? 至仏山に向かうべきか、あきら めて下山か? 50人の人数ではこの雨と雷のなか登頂は無理と判断、 下山することにした。「せっかく来たから行きたい」の声もあったが。 雷と雨の中、岩稜を下った。
鳩待峠に無事帰還
30分程で雨も止み昼食タイム。高山植物 をながめながらホッと一息。食べ終わるのを待っていたかのようにまた 雨と雷。樹林帯に入る頃には雨もいちだんと激しくなり大粒の雹も降り だし、頭にあたると痛かった。さっき登った道も濁流のように流れ怖い ようだった。足元に注意しながら無事鳩待峠に。「大変だったけど、思い 出に残る山になった」の声も。
(文:大曽根すい子、写真:中里宗弘)


■7月25日の落雷事故・遭難(ここをクリック)


7月25日(日) 参加者50名 天候:曇りのち雷雨
<コースタイム>
ポイント   到着時間 出発時間 所要時間 
 鶴瀬駅         5:25
 赤城高原SA  6:50     7:05  (1:25)
  鳩待峠      8:35      9:00  (1:30)
  小至仏      11:30      11:40   2:30 
  小至仏岩稜下12:05      12:35  0:25
  鳩待峠      14:10      15:00   1:35 
  鶴瀬        18:45       (3:45)  
                       歩程4時間30分