No.273 蓼科登山口七合目から蓼科山

−日本百名山の一つ、人気の高峰を登る−
(歩程5時間、ランクB3)マップ

登山口七合目
八ヶ岳火山群の最北端にある蓼科山(2530m)に登りました。お馴染みの大型バス旅号は、登山口七合目(1900m)まで運んでくれました。 高度630mクリアが今回の課題です。
ストレッチの後、責任感溢れた係りの清野さんを先頭に、コメツガやシラビソの樹林の中を 歩き始めました。出だしは思ったより緩やかでしたが、濡れた石道なので油断出来ません。
足元に白樺の黄色い葉が落ちています。マイヅルソウとゴゼンタチバナの小さな赤い実が見られる頃には、早くも急登になり、ナナカマドの紅葉も始まっていました。 振り返ると、白樺湖の静かな湖面も、霧の流れに刻々と表情を変える初秋の山肌も美しい。
将軍平の蓼科山荘前で切り株に座って小休止。何十種類もの茸が展示されていました。
鮮やかな黄色の筒型は、ズバリ「はなびらたけ」。 名前と「良」「毒」「猛毒」「酒を飲む人は×」等と書いてあります。ちなみに山荘のきのこ汁は600円也。
ここで小沢さんに100回参加記念のプラチナバッジが、鈴木副会長より授与されました。おめでとうございます。
しばし休憩
山頂への道はゴロ石も更に大きくなり、一段と傾斜も増して、丸太の梯子も掛かっています。
気が付くといつの間にか,周りはハ イマツに変わり、乾いた大きな石をよじ登っていました。足が重い--------。山頂ヒュッテが見え、「着いた !」と思いきや、 頂上はもう少し先でした。
山頂からの蓼科山荘
1、2班の人達が手を振っています。ようやく辿り着いて、三角点にタッチ。喜びもひとしおでした。
山頂部はトロイデ型(鐘状火山)、下部は富士山と同じコニーデ型の二重火山だそうで、別名「諏訪富士」と言われるのもそのせいでしょうか。 直径100mの噴火口はおびただしい数の岩塊に覆い尽くされて、荒涼とした風景です。
広い窪地の中央に小さな鳥居と、蓼科神社奥宮の石祠が祀られているのを遠目に見ながら、お弁当。360度の大パノラマは叶いませんでしたが、雨具を着けることもなく、 ゆっくり休息出来ました。

蓼科山頂2530m
記念撮影
班ごとに記念写真を撮り、山頂ヒュッテで集合。200円の有料トイレはけっして高くなかったようです。
蓼科山荘までの下りでは、よそのパーティーを間に入れたので、山荘前で再集合。休憩後点呼を取り、朝、バスで通過した竜源橋(1700m)まで の長い下りです。
ずっと続いたゴロ石から解放され、茸が沢山生えている道は、自然にピッチが上がります。天祥寺原辺りで残り時間を告げられ 、「え-っ」とか言いながらも、滝ノ湯川に沿った緩やかな長丁場を、皆さんと共に頑張ることが出来ました。
思わず足を止めた、ハクサンフウロ の目の覚めるような紅葉も思い出に残りそうな山旅でした。いつもながら感謝で一杯です。
(文:鈴木繁子  写真:佐藤真喜男:中里宗弘)

9月26日(日) 曇り  参加者 42名
 コースタイム
 ポイント    到着時間   出発時間  所要時間
 登山口7合目   10:00    10:15
 天狗の露地    11:05         -
 将軍平      11:35    11:45    1:20
 蓼科山      12:15    13:15    0:30
 将軍平      13:50    14:05    0:35
 天祥寺原     15:25    15:30    1:20
 竜源橋      16:45           1:15
                      (5:00)