No.281乙女口から金時山

(歩程約3時間 ランクB2)マップ
−雪山歩きと展望を楽しむー

乙女峠
 暁の空に見送られ35名の仲間たちは、金時山を目指す車中の人となる。8時 海老名SAに到着。メロンパンを手にしたニコニコ顔に、穏やかな陽の光があた り、幸せ一色の乙女たち!9時20分に乙女口に到着。準備体操をし、2班にわ かれ昔懐かしい金太郎物語ゆかりの山「金時山」へ出発。しばらくは岩くずや石 ころの上に雪がかぶさり,慎重に足を運ぶ。
 狭い山道の高度をあげると身体があたたかくなり、頬にあたる風が心地よい。 ブナなどの雑木林と、背丈ほどの笹の中を進むが、足元の雪が滑りやすくアイゼ ンの着用になる。
ザクッザクッとアイゼンの刃が堅い雪をけりながら、10時4 0分乙女峠に到着した。なんとまあ清々しい風景なんだろう!コバルトブルーの 空の下、雪化粧をした富士山が御殿場の町並みを眼下に聳えたつ様は!「ハイ、 ポーズ」とシャッターの音がつづく。
雪の登山道
富士山の右奥には白く輝く甲斐駒ヶ岳や北 岳が見え、テーブルベンチのある高みからは大涌谷や芦ノ湖も見える。鈴木繁子 さんがなんとも幻想的な小さな雪穴を見せてくれた。キラキラ太陽のあたる新雪 にストックで穴を開け、そおーつとのぞくと穴の中は、キラキラ輝くエメラルド グリーンの小さな丸い城!ふたりはおもわず幸せ気分。

 11時25分長尾山で1本つけ、12時28分に1213mの金時山にたつ。 雄大な富士山の姿。仙石原、駿河湾まで眺められ、最高のスクリーンを見ながら のランチタイム。金時娘さんにひと目会いたいと金時茶屋をのぞく。
有原栄子さ んがアイゼン代わりに縄を2本買い(1本100円)、靴にキリリッと結んでも らう。雪と山靴と太い縄目が、雪国育ちの私にはことのほか懐かしい。13時2 0分。いよいよ下山。北側の寒い斜面と雪解けのドロドロ道を進むと、明神ガ 岳、明星ガ岳が見えた。
金時山山頂
 アイゼンをはずしザラ目の雪道をズルズル、ドキドキしながら足を運び、14 時35分「金時宿り石」に着く。もともとひとつだった岩が、あまりの寒さにふ たつに割れてしまったとか...この下で金太郎が母である山姥と夜露をしのいだ そうな....そこから20分、金時神社に着き「力水」でのどを潤し、山道に終わ りを告げた。
駐車場からバスは御殿場ICへ向かい走りだすと、まもなく「今は懐 かしき金時茶屋」が見え「素晴らしい展望をありがとう」とつぶやく。

車窓から 正面に見える大きな穏やかな富士山に、バスごと優しく抱かれながら、今日の山 旅を閉じることにする。(文:草間ケイ子 写真:中里宗弘)

平成17年1月22日(土) 快晴 参加者35名
       CL 清野洋次郎 SL 中里宗弘
コースタイム

ポイント   到着時間    出発時間      所要時間
乙女口    9:20    9:35        −
乙女峠   10:42   11:00      1:07
長尾山   11:25   11:30      0:25
金時山   12:28   13:20      0:52
金時神社分岐13:45   13:55      0:25
金時神社  14:55   15:20      1:00
                      (3時間49分)