bQ83 妻坂峠から武川岳
(歩程約4時間 ランクB2)マップ
−伝説の峠と奥武蔵の名峰を歩くー
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| 妻坂峠 |
名栗村にある武川岳(1052m)は4月頃には、妻坂峠から山頂付近はカタ
クリの花が群生します。その頃にはカメラマンが大勢押しかけることでしょう。
2月、久しぶりに雪の降った武川岳に登ってみました。
JR東飯能駅から名郷行きのバスで約1時間、入間川に沿って進みます。蔵造り
のある町を過ぎると、奥武蔵の山々が左右にせまり、入間川沿いに大小の集落を
みながら進みます。終点名郷は木材の集積地。バス停前に公衆トイレがあり、用
を足してから準備体操で身体をほぐし出発です。
バス停からすぐの福王橋の手前 にある宇賀弁財天の祠と、馬頭観音のある石碑に
手を合わせ橋を渡る。
しばらく の間はアスフアルトの林道歩きが続く。鳥首峠への分岐点大場戸橋を右に進んで
いく。川原には昨夜の雪が所々に残り,杉林の道では頭上から解けた雪が雨のよ
うに降ってくる。
出発して50分ほど、道の左側、入間川の左岸に「一級河川入
間川起点」の碑が建っていた。林道も大分山奥に入った感じだが、以前建ってい
た家が焼失しなにもない雪を被った庭に、静かにドラムカンが一つ、ポッンと
立っている。間もなく横倉林道分岐を過ぎ、10分ほどで林道の終点となる。
堰堤前の細い鉄の橋を渡るとやっと山道になる。
「妻坂峠へ20分」の道標を
見て歩きはじめる。道は雪道になり踏み固められて歩きやすい。30分ほどする
と急登になり、アイゼン無しの足元は滑りやすい。
陽が射しだし峠も近くなり、 雪で辺りはパッと明るくなった。軽快な気分で妻坂峠
につくと地蔵様が迎えてく れた。生川方面の視界が開ける。
今まで黙々と谷筋を歩いてうんざり気味だった
だけに、仲間の顔がキラキラと雪のように輝いて見える。
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| 武川岳山頂 |
いよいよ武川岳の登りだ。岩がゴロゴロとむきだしになった急坂を慎重に登
る。リーダーの江口さんが「間を空けて、ゆっくり歩て!」と声をはりあげてい
る。まだアイゼンをつけていないので、木につかまりながら一歩、一歩進む。
平 らなところに来て一息ついたらまた急登になり、今度は岩もなくスムーズに登
る。しばらく平坦地が続いて、そのまま山頂に到着する。
武川岳の山頂では陽もさし見晴らしは素晴らしい。南方面は墨絵のような稜線
上に棒ノ折山、黒山、高水三山が頭をもたげている。北には御荷鉾山。ここで雪
の上にシートを敷き昼食タイムだ。
雪に埋まっているのか三角点は見出せない。
昼食後アイゼンをつけ、前武川岳へ
向かって岩がゴロゴロ出た急坂をくだる。あ とは平坦な道が続き、前武川岳のある
山伏峠分岐を左に見て天狗岩への道をい く。
小雪がチラチラ降り出し遠くの山も見えなくなった。静けさが増し、雪を踏
む靴音がジグジグザグズーと聞こえる。雪が鳴いているのか、靴が鳴いているの
か。時々笑い声もおこる。また杉林の中を黙々と歩く。
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| 前武川岳から天狗岳へ |
雪も止み、なかなか着かなかった天狗岩(730m)に到着した。少し休んでい
る間「どれが天狗岩なの?」皆が首をかしげる。岩が天狗の顔でもしているのか
と思ったが、どうも違うようだ。すぐ横の急坂をぎジグザグ降りはじめて始めて
解った。
天狗がその上で遊ぶに喜びそうなゴツゴツの岩が雪崩れるように尾根道
に沿ってずっとしたの方まで続いている。またそれに続いて天狗が遊ぶ庭とでも
言えそうに所々道には岩がころがっている。
3時すぎ武川岳下山口に出る。車道を二度ほど横切り、朝歩いた車道を名郷バ
ス停に向かう。(文:川原克子 写真:関初子)
2月20日(日) 曇り一時晴、後小雪 参加者26名
CL江口まさ子 SL中里宗弘
コースタイム 到着時刻 出発時刻 所要時間
名郷 9:00 9:10 −
大場戸橋 9:23 - 0:13
入間川起点の碑 10:00 - 0:37
林道終点 10:13 10:27 0:13
妻坂峠 11:10 11:20 0:45
武川岳 12:18 13:00 0:58
前武川岳 13:22 - 0:22
天狗岩 14:10 14:20 0:48
武川岳下山口 15:10 - 0:50
名郷バス停 15:40 15:45 0:30
(5:16)