ルクラからパクディンへ ルクラ空港(2840m)では富士山を尖らせたようなコンデリ(6187 m)に圧倒さた。 今回私たち14名(男性3名、女性11名)をガイドしてくれたのは(株)ア ドベンチャーガイズの近藤謙司社長。 世界的にも有名で日本を代表する登山家と 伺いました。エベレスト北壁冬期8500m到達の記録保持者(エベレスト登頂'04)でチヨー・オユー(8 201m)をガイドとして登頂、エベレスト山群のみならずヨーロッパアルプス にも精通しておられるとのこと。 そして今回30人余のシェルパ、ポーターなど の大部隊を仕切ってくれたサーダー(シェルパ頭)のパサン・ギダーは26歳で 2児の父親、エベレスト4回登頂経験者である。コックはミンバードルさんである。 このままエベレスト山頂に直行しても、おかしくない陣容なのだ。安心だ。 総勢50人近い大キャラバンで、さあ出発。 山間のルクラ空港 |
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| トレッキングの道は車が走れると思うほどの
広い林道のようである。エベレスト山群から流れ出たドウドコシ川にかかる吊橋
を10回近くわたり返していく。日本人、外国人のトレッカーと数多く行きあ
い、そのつど「ナマステ」、「コンニチワ」、「ハロー」、「ボンジュール」な
どの挨拶が取り交わされた。 ポーターは多分30kgはあろうかという荷物を、 素足にサンダル履きでなにくわぬ顔で、それも私たちより早いスピ−ドでどんど ん歩いていくのには驚いた。 ドウド・コシ(ミルクの川)の吊橋 |
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荷物を運ぶ動物のゾブキョも切れ間のないくらい群
れをなして通りすぎていく。背中と腹の両側に4〜5ヶの荷物をくくられて、フ
ウフウいいながらも長いマツゲの優しい目つきをして通り過ぎていく。
トレッキング第1泊目はパクディンである。
夜は冷えて朝は一面の霜で寒く防寒着が必要である。しかし日中は15度から
18度まで気温が上がり、風がないと長袖シャツとベストでも汗をかき、日だま
りでは25度になった時もあった。 パクディンのテント場 |
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パクディンからナムチェバザールへ ドウドコシを最後の吊橋でわたると、ナムチェバザールへの長く苦しい道がつ づく。標高差約610m、何回か休憩をとりながらやっとたどりつく。 テント場は田部井淳子さん(女性初のエベレスト登頂,'75)のパーティが先着していた。 田部井さんはネパールのカトマンズにてエベレスト女性初登頂30周年記念行事に参加し、ネパール王室の歓迎をうけ、カトマンズ市内をパレードした。その後、エベレストに登頂した女性たちとエベレスト街道トレッキングとのこと。 そのような大変なパーティとナムチェバザールで出会うとは、なんと幸運なことか。 テント場は満員のためサクラロッジに泊まる。オーナー はシェルパの最長老で、エベレストにも登っているラクパ・テンジン氏である。 夕食の時、宮原さんの誕生日のお祝いをする。ツアーガイドの近藤謙司さんのギ ター演奏(わざわざ日本から持参したもの)、有志のオカリナ演奏、みんなで 「ハッピーバースディ」を合唱しお祝いをする。 そのとき、コックのミンバードルさんがが名前入りの大きなバースディケーキをはこんできた。フライパン2ヶを 使ってつくったそうだ。食堂にいた外国人を含む人たちやシェルパにもお裾分け をする。 ナムチェバザールの展望の丘 後方中央がエベレスト、その右がローツェ さらにに右アマ・ダブラム(クリック拡大) |
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ナムチェバザールからシャンポチェへ 翌日はクムジュン(3792m)を越え、シャンボチェに向かう。 クムジュンから見るアマ・ダブラム (母の首飾り,6812m) (クリック拡大) |
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| この日は長岡さんのお誕生日でシャンボチェのパノラマホテルで誕生日を
祝う。涙もろい私は感激のあまり思わず目頭を押さえていた。 シャンボチェのパノラマホテル 後列中央がツアーガイドの近藤 謙司さん 後の山はコンデ・リ(別名クワンデ、6187m) (ルクラからとは山容が異なる。クリック拡大) |
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シャンポチェからタンボチェへ 次の行程はシャンボチェからタンボチェに向かう。 奥地に向かうにつれクスムカンガル、タムセルク(6608 m)、カンテガ(6685m)、クワンデ、クンビラ(5761m)、アマダブラム(6812m)、タウチェ(6501m)、そして世界最高 峰のエベレスト(8850m)とローツェ(8414m)など、行きも帰りも眺 めることができとても幸せだった。 タムセルク(6608m,右手前)
とカンテガ(6685m,左奥) (クリック拡大) |
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| 最終目的地タンボチェ(3860m)へ2時間30分の登りもつらかったが、
それだけに到着した時の満足感は何ものにも代えることができない。 エベレスト遠征隊?は征く
--タンボチェへの登り-- (前方はカンテガ、近藤さん撮影、クリック拡大) |
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ミンバートルさんは、
おかゆ、玉子焼き、ゆで卵、お新香、ミソ汁、天ぷらうどん、ラーメン、すいとん、
サンドイッチ、オムライス、カレーライス、チャーハン、酢のもの、チキンカ
ツ、茶碗むし、揚げ出し豆腐、オクラのたたき?、ホウレンソウのおひたしなど
などなんでもござれの名コック。メニューは豊富で食べきれないほど。 私たちが 食べ終わるとスタッフがたべて、後片づけをしてそれから私たちを追い越して、 昼食または夕食の予定地まで先行し、食事の支度をして待っていてくれるという 献身的に働いてくれた姿に、ただただ感謝あるのみです。 |
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奥地に行く
につれて空気が薄くなり、行動する時息苦しくなる。テントやシュラフのファス
ナーの開閉をするにも呼吸が乱れ、しばらくはじっとしていなければならない。
タンボチェのテント場でのモーニングティー
元気なシェルパ達 |
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| 澄んだ空気。どこまでもどこまでも、何日も続く紺碧の空。夜は月明かり、満
天の星は降るかのごとく輝き、天の川も大きくきれい。白い峰峰は鋭く尖ってい
て荒々しく連なるクーンブヒマール山群の峰峰。雪をかぶっている尖峰はどれも
6000mより高く、最高峰はエベレストの8848m。雪をまとっていない山
も鋭い山容で4000mよりも高く、見事な山岳風景に圧倒されます。 エベレストを背景に記念撮影(クリックで拡大)
中央、稜線から頭を覗かせているのがエベレスト(8848m)、 稜線左端から3番目(エベレストとの中間)の岩峰がヌプツェ(7855m)、 エベレストの右、稜線を立ち上がった峰がローツェ(8414m) ソロ・クーンブ山群が全部が写っている。 右上隅から降りているのはアマ・ダブラムの岩稜。 |
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復路 ナムチェバザールで一泊し、ルクラに戻る。 トレッキング最終日、ルクラのダイニングテントでの夕食の時、「エベレスト ビール」で無事に歩き終えたことにスタッフ全員に感謝して乾杯。シェルパ、 コックたちとともに歌い踊り、楽しいひとときを過ごしました。 サヨナラパーティ(近藤さん撮影)
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ガイドして頂いた近藤様、そしてシェルパ、コック、ポーターの皆様に感謝します。
同行の皆様、素晴らしいエベレスト展望トレッキング、ありがとうございまし
た。そして、お疲れさまでした。ナマステ! さよならの日 後ろの峰はコンデ・リ6187m 列の最後尾がバサン・ギダーさん、近藤さん撮影,クリック拡大 |
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平成17年11月2日(水)〜13日(日) 参加者14名
L 小林利秋 記録 原田哲男
ガイド 近藤謙司 シェルパ頭 バサン・ギダー
行程表
11月2日 成田空港-(空路)-バンコク バンコク泊
3日 バンコク-(空路)-カトマンズ カトマンズ泊
4日 カトマンズー(空路)-ルクラ
ルクラ-パクディン トレッキングスタッフと合流。トレッキング開始。
パクディン泊(2652m)
5日 パクディン−ナムチェバザール ドゥドゥ・コシ沿いの道を辿り、ナムチェバザールへ。
ナムチェバザール泊(3440m)
6日 ナムチェバザール-シャンボチェ クムジュン(3792m)、エベレストビューホテルを経由
-エベレストビューホテルーシャンボチェ して、シャンボチェ村の高台までゆっくり登る。
シャンボチェ・パノラマ・ホテル泊(3720m)
7日 シャンボチェ テシンガから一旦、谷底のブンキ(3250m)へ降り、
−タンボチェ 登り返してタンボチェへ。
タンボチェ泊(3850m)
8日 タンボチェ−ナムチェバザール サナサを経てナムチェバザールへ下る。
ナムチェバザール泊(3440m)
9日 ナムチェバザール−ルクラ 往路をルクラに戻る。ルクラ泊(2804m)
10日 ルクラ-(空路)-カトマンズ カトマンズ泊
11日 カトマンズ 自由行動(フライト予備日)
12日 カトマンズー(空路)-バンコク 機中泊
13日 成田空港 無事帰国