
10月2日(土) 晴
朝、暗いうちに家をでる。やや欠けはじめた月が西の空にかかり、夏の名残の
織女星ベガと牽牛星アルタイが輝いていた。さわらび会のメンバー22名を乗せ
たバスは、予定時刻よりやや早く鶴瀬駅前を出発した。
岩槻ICの少し手前で
真っ赤な太陽が昇ってきた。空も薄紫色から澄んだ青空に変わり、みんなの表情
も明るくなる。登山口の浄土平でバスから降りると、帽子が飛んでしまいそうな
強い風が吹いていた。
軽い準備体操の後、軽身で吾妻小富士を往復する。

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10月3日(日) 雨
昨夜から降りだした雨はいっこうに止む気配もない。5時半に目が覚めたので
朝湯に入る。硫黄の臭いがする白濁した温泉に首までつかると、手足から疲れが
流れ出していくようだ。
戦時中、学童疎開をしていた信州の温泉旅館も、かすか
な硫黄の臭いがしていた。終戦のラジオ放送を聴いた遠い夏の日を思い出す。
朝食の時にリーダーの宮田さんから、雨の様子で行程の変更も考えるということ
で、とりあず五色沼に向かう。
雨と霧の不動橋、浄土平を越えて中津川渓谷につ
く。遊歩道で渓谷まで下っていくと、溶岩が固まったような岩の間を澄んだ川が
勢いよく流れていた。
磐梯高原駅のレストハウスで昼食の後、雨が強いのでこの
まま帰ることに全員一致で賛成、ここから買い物ツアーに変身する。キノコや高
原野菜をしこたま買い込んで、薄皮饅頭本舗でコーヒータイム。
途中2度ほど休
憩して、予定より15分ほど早く鶴瀬駅前についた。幸い雨もほとんど止んで、
楽しい2日間の山旅を終えることができた。リーダーの宮田さんに感謝。
(文:小林利秋 写真:中里宗弘、小林利秋)
平成16年10月2日(土)晴れ、3日(日)雨、参加者数22名
コースタイム
ポイント 到着時刻 出発時刻 所要時間
浄土平 10:21 10:38 −
吾妻小富士 10:45 10:50 0:07
浄土平 11:02 11:05 0:12
一切経山 12:42 12:47 1:37
五色沼 13:16 13:50 0:29
賽河原 15:43 15:50 0:53
不動橋 16:25 16:35 0:35
花月ハイランドホテル
16:40 9:30 バス
中津川渓谷 10:55 11:35
高原駅レストハウス
11:55 12:45
猪苗代IC 13:50 −
鶴瀬駅前 18:15 −
(3時間53分)