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パイパー工法では、補助シリンダーを利用した止水機構の採用により、水頭差4m
程度までの滞水砂層においては、補助工法を施すことなく施工が可能です。
また、水頭差がそれ以上の帯水砂層であっても、条件によっては
掘削添加材の注入を行い砂の塑性流動を抑制することで施工を可能にする方法もあります。
実際の施工事例をここではご紹介します。

施工事例 1
施工場所 和歌山県和歌山市西庄地内
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第1スパン |
第2スパン |
第3スパン |
第4スパン |
第5スパン |
第6スパン |
第7スパン |
| 管種・管径 |
VMφ350 |
VMφ350 |
VMφ350 |
VMφ400 |
VMφ400 |
VMφ400 |
VMφ400 |
| 推進延長 |
47.19m |
54.94m |
54.19m |
50.69m |
50.39m |
42.69m |
40.69m |
| 土被り |
6.69m |
6.77m |
6.86m |
7.31m |
7.08m |
6.85m |
6.70m |
| 土 質 |
細砂 |
細砂 |
細砂 |
細砂 |
細砂 |
細砂 |
細砂 |
| N 値 |
11〜17 |
11〜17 |
11〜17 |
11〜17 |
11〜17 |
11〜17 |
11〜17 |
| 水頭差 |
4.7m |
4.7m |
4.8m |
5.3m |
5.0m |
4.8m |
4.7m |
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※土質柱状図では地下水と推進管との水頭差は3〜4m程度であったが、実際に施工を
行うときは、GL-2m程度に地下水があった。
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| ◇推進機 | パイパー2000 |
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| ◇施 工 |
地下水と推進管との水頭差が5m程度あり、止水機構だけでは地下水を抑える
ことが困難であったため、掘削添加材の注入を行い砂の塑性流動を起こりにくくし、
排土状態を良好な状態に保ちながら施工を行った。
また、坑口部での被水圧が大きいため、通常使用している止水ゴムでは地下水圧
に耐えられないため、鋼材による補強を行った。 |

施工事例 2
施工場所 新潟県新潟市逢谷内地内
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第1スパン |
第2スパン |
第3スパン |
第4スパン |
第5スパン |
第6スパン |
第7スパン |
第8スパン |
| 管種・管径 |
VPφ250 |
VPφ300 |
VPφ300 |
VPφ350 |
VPφ350 |
VPφ250 |
VPφ250 |
VPφ250 |
| 推進延長 |
27.334m |
66.517m |
37.150m |
58.500m |
16.600m |
9.550m |
74.600m |
75.278m |
| 土被り |
6.05m |
6.01m |
6.07m |
6.18m |
6.29m |
4.95m |
4.37m |
3.64m |
| 土 質 |
細砂 |
細砂 |
細砂 |
細砂 |
細砂 |
細砂 |
細砂 |
細砂 |
| N 値 |
18 |
18 |
18 |
21 |
21 |
22 |
22 |
18 |
| 水頭差 |
3.5m |
3.7m |
3.9m |
3.8m |
3.9m |
2.7m |
2.5m |
2.2m |
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| ◇推進機 | パイパーC60 |
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| ◇施 工 |
当工事の推進対象地盤は粒径の揃った細砂で、均等係数Uc=2前後の非常に
粒土分布の悪い砂であるため、締めつけにより推進抵抗が大きくなることと、ケー
シング内で閉塞を起こす可能性が高いことに注意し施工を行った。
通常使用している止水弁では、被水圧が大きく地下水とともに流れ込んでくる砂が、
止水弁付近で閉塞しオーガをロックしてしまうため、先導体の構造(土砂の取込進
入路)を閉塞の起こりにくい構造に変更して施工を行った。
また、掘削添加材を掘削カッター先端より注入し、土砂の改良を行い閉塞を起こり
にくくするとともに、別系統でケーシング内部にも掘削添加材を注入し、より確実な
施工を行った。 |

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