The Pier Fri, 29 Apr 2005 13:24
Pierというと日本語で“埠頭”か“桟橋”のことで、実際、小さな船やボートがつけられるように出来てはいるが、最近FaceLiftされたこのNorthVancouverのPierに設けられたベンチの山を見ると、ここが一般の人が散歩に行ってくつろぐために作られたような印象を抱いてしまう。
20年前に作られたLonsdaleQuay(NotheVancouverとVancouverをむすぶSeaBusのターミナル、小さなショッピングモールがある)の真横にあった造船所のあとに、オフィス、マンション、ホテル、店、レストランなどが作られることになり、今工事中だが、Pierはこのプロジェクトで最初に完成したものだ。
2つの高層ビルのマンションはまだ土台も出来ていないのに、すでに殆ど売れてしまっているということだ…。

もともとここにあった造船所は、1906から1992の間に約380の船、ボートを造り、BritishColumbia州では一番大きな造船所ということだった。商船学校の生徒だった昔、実習生として日本でも最大級の広島・三菱造船に6ヶ月いたことのある自分にとっては、「子供の遊び」のように見えていたものだが。
過去の造船所の建物は鉄骨で、その古い骨はそのまま使われるということだ。
約200mのPierの端に出てみると、以前見ることができなかった角度で隣のQuay,NorthVancouverの街、山を見ることができる。Vancouverの港の中から港を見ているという感じがする。
このFaceLiftをデザインした人は誰かは知らないが、ベンチなどみるとかなりユニークなデザインだが、あまり座りごこちは良さそうではない。あまり座りごこちを良くすると、みんなが長時間ベンチを占領する恐れがあることを考慮されたのだろうか??
街灯の上に何本もの細い針金を取り付けてあるのは、鳥たちが心地よく
とまって街灯を汚してしまわないためであることはわかったが…。

はじめてPierを訪れた後、EnglishBayで2〜3日沖待ちしていた、中国製のコンテナ用のクレーンを積んだ船が、LionsGateの橋の下を通って入ってくるのを見に行った。
巨大なクレーンを橋の下を通すには、潮が一番低いときでないと橋にひっかかってしまう可能性があるから沖待ちしていたのだ。
あんな大きなものを船に乗せて太平洋を超えて持ってきたこと自体に、感心してしまう。
ドイツでデザインされ、中国で製造されたものだそうだ。
それにしても、今、中国製でない物がある???(笑)

ともかく、Vancouverの港は少しずつ改善されつつある。
StanleyParkの3月 Sat, 26 Mar 2005 12:54
この前、天気がいい日に久しぶりにStanleyParkに行ってみた。
もう数年前から、この公園中どこに停めても駐車代ががかかるようになった。
通常だと5ドルで一日中駐車できることは知っていたが、
5月まではまだオフシーズンということもあって、一日中の駐車代は3ドルで、1ドルで2時間駐車できるということだった。ちょっと得した気分だった。

公園の端、テニスコートが20面近くある場所に駐車した。テニスコートのすぐ傍の何本もある大きな木の上の方に、GreatBlueHeron(サギの一種)という大型の鳥が巣を沢山作っていた。
このことは、以前から聞いていたが、こんなに沢山巣を作っているとは思わなかった。すでに出来あがったもの、作りかけのもの、これから作り始めているもの、といろいろで、5〜6本の木になんと70〜80個もの巣があった。
こんなに1箇所に沢山集まっている理由の一つは、ひよこが小さいとき、ワシにさらわれて食べられてしまうことへの対策であるということだ。
巣を作っているこの鳥は、背が1.2mほどあり、羽根を広げると1.8mほどにもなる。アメリカ大陸ではどこでも見られる鳥で、特にこのあたりでは一年中見かけることができる。
いつもの海岸沿いの散歩道を歩くとき、長い足のこの鳥が、岸辺の水の中に立って気長に魚が来るのを待っている光景はめずらしくない。雄雌2羽が生涯一緒で巣を作り、ひよこを育てる(人間と同じ…!?)。

我々が観察しているとき、1羽の鳥がどこかから長い枝を持って来て、木にとまっていたパートナーに渡した。パートナーがその枝をどこに置いたら一番いいか、いろいろ試していたが、うまい具合に置く場所が見つからず、もたもたしていた。すると、枝を持ってきた鳥が見ていられず、「俺がやってみるから…」といわんばかりにパートナーからとりあげ、置き場所を検討していたが、同じ結果で、怒ったのかあきらめたのか、その長い枝を地面に落としてしまった!
ありふれた夫婦喧嘩を見たような気がした(笑)。

普通、3月中旬から4月頃交尾し、5月頃には3〜5個の薄青緑のニワトリの卵より少し大きめな卵を生み、28日でひよこは孵り、ひよこが飛び立つまで2ヶ月かかる。
槍のようなくちばしで魚をとって丸呑みするのが普通だが、他にも亀、蛙、蛇、蟹、トカゲ類、ネズミなども食べる。
岸では長い首を伸ばしてエサになる魚を待っているが、木にとまっているとき、飛んでいるときには普通長い首をS字型に曲げているのはこの鳥の特徴だ。
もうすぐ木々にも葉が出てきて、巣が見えなくなってしまう。そうなってしまう前に、また観察に行ってみたい。

2時間有効な駐車券を買い、まだ時間があったのできれいに咲いている桜を見に、水族館の傍まで行ってみたが、学校が春休みのため、駐車場はいっぱいだった。
「帰ろうか?」と話しているとき、運良く一台出ていくところにでくわって、駐車することができた。
久しぶりの水族館も春休みの子供たちでにぎわっていた。

今年は2月が異常に暖かく、早い桜はすでに散ってしまっているが、ちょうど満開の桜もあった。 
日本だと、桜の木の下で花見のピクニックをしている人でいっぱいであるに違いないだろうと思った。
更新 Sat, 19 Feb 2005 11:58
「更新」という言葉は5〜6年前にパソコンの使いはじめるまで聞いたことがなかった。
こっちに移住して10年後、久しぶりに日本に帰ったとき、「渋滞」という言葉を聞いて
何のことかさっぱりわからなかったこともよく憶えている。自分が日本に住んでいた頃にはもちろんパソコンは無かったし、自動車の数もそう多くなかったので、そういった言葉を聞いたことも使ったこともなかったわけだ。

まったく年月はあっという間に過ぎてしまう。
我ら人間だけでなく、このキャビンにある物も古くなってしまう。12〜3年になるZenithのTVに横線が見えるようになり、修理屋に行って聞いてみたが、修理する価値が無いと言われて、新しいTVを買うことになった。しかし、いざ新しいTVを買うとなると、店にあるTVの種類が多すぎて、どれにするか迷ってしまう。2〜3週間あちこちの店に行ったり、人に相談したりした結果、Sonyの42インチプラズマということになった。

AudioSystemも昔日本で買ったSansuiをずっと使ってきたが、雑音が多くなってきていた。
ちょうどTVを買った店に良質のSystemを置いてあったので、Amp.,Tuner,CdPlayer,Speaker,とまとめて買うことにした。
新しいTV、AudioSystemになると、やはりお金を払っただけの違いがある。TVと一緒にディジタル放送を受信する箱も買ったので、受信できるチャンネルは多すぎるほどあるし、きれいな画質の放送も多い。デジタル音楽のチャンネルだけでも40もある!
AudioSystemのスピーカーは少し物足りないところがあるが、まあまあの音質を楽しめる。
ついでに、というわけでもないが、車も「更新」することにした。車の更新はTVなどよりお金がかかるので、車のMechanicであるO氏(自分の姪の主人)に相談した。
その結果、ホンダのアキュラのTLモデル、ということになった。O氏がディーラーに一緒に行ってくれ、いろいろ自分では気づかないようなところを見てくれたり指摘してくれたりしたのでずいぶん助かった。
気に入った色の車が3台あったが、たまたまみんなNavigationSystemがついていたので、今度はナビつきの車ということになった。必要無いものだと思っていたが、あると案外便利であることがわかりかけているところだ。遠出するときなど便利だと思う。
今度の車は自分にとって高級車の一年生と言っていいだろう。
いろいろ「更新」して面白いと思ったのは、このホンダはアメリカ製だし、以前の車、VWゴルフはメキシコ製であること。他にもSonyのTVもアメリカ製、イギリスのブランドのスピーカーは中国製、アンプなどはアメリカ製だが部品は世界中いろんなところから来ているということだ。
いずれにしても、「更新」したものがこれからの我らの生活をより楽しく過ごすことに役立ってくれれば、お金を使った甲斐があるというものだろう。

この際だから、ついでにもうひとつ、我らの身体も同じく「更新」できるものであれば言うことがないと思うのだが…(笑)。
冬はどこ? Sat, 29 Jan 2005 12:11
年が明けたと思ったら、あっという間に1月も終わってしまった。1月1日以来、気温が低くなり、1週間目に雪が降りだした。この街は太平洋の入江に面しているため、雪が降っても2〜3日も経つと雨に変わることはめずらしいことではないのだが、今度はめずらしく低気温が10日ほど続き、雪、凍った地面のため街のあちこちで多くトラブルがあった。

ところが、その後、1月中頃からハワイ方面からの温かい気流がこのあたりに流れだしたため、急に気温が上昇し(14〜5℃まで!)、それに伴った湿気が雨となり、今度は4〜5日続けてのどしゃ降りで、450〜500mmという降雨量。またしても今度は違ったトラブルがあちこちで起こった。
地面が凍っていたため下水路が詰まってしまい、あちこちで洪水状態になったり、河の上流から氷がいっぱい流れてきて建物を破壊したり。ここからそう遠くないところで夜中に土砂崩れがあり、家一軒が巻きこまれてその家の女性一人が死亡、主人が大怪我、なんていう出来事もあった。

どしゃ降り状態の日、LynnCanyonに行ってみた。普段、きれいな水が流れているCreekも、その日にはすごい量の茶色の水がものすごい音をたてながら流れており、自然のこわさを見た気がした。その日にカメラを持っていなかったのは残念だった。翌日撮った写真と去年の夏にとった写真をくらべると、違いがよくわかるだろう。
まだ気温が低かったとき、3回スキーに行くことができたのは幸運だった。
その2週間後に山に上がってみたが、思ったとおり、あの高気温と大雨のために、せっかく積もっていた雪も殆ど溶けてしまって、見るも悲しい状態だった。
雪をあちこちからゲレンデにかき集めてなんとか滑れるようにはしてあったが、楽しいスキーとはほど遠い。
ゲレンデに置かれた表示には、

“Attention snow boarders, Run temorarily Closed, heavy snow work in progress ( with a helicopter !)”  

と書いてあった(笑)。
Chaletの前にあるスキーの置き場に置いてあるスキー、スノーボードもさすがに数が少ない!普段だとこの時期には駐車場もいっぱいなのだが、この天気のいいスキー日和に、ガラ空きの駐車場を見るのは変な気がした。

いつもの散歩道沿いにはクロッカスがすでに咲いているし、水仙ものびだしている。この調子だと、もうじき梅の花が咲きだしてしまいそうだ。

裏山のスキー場のシーズンパス($270)も3回だけのスキーでは高すぎる!
これからまた雪が降るのだろうか?? 
もう春になってしまうのだろうか??
Last Month Tue, 14 Dec 2004 11:34
いつのまにか12月になってしまい、そしてその半分は過ぎてしまった。

冬の季節になると、あたりまえのことだが、野生の鳥たちの食べ物が少なくなる、…と少なくとも我々人間はそう思う。それでここでも鳥たちにエサ(穀物類の混ぜ合わせ)をやるために、小さな木造りの家を買ってきて、ひとつは池の傍、もうひとつは屋根の軒の下に吊り下げた。
このエサ小屋を取り付けて間もなく、大きなJayと言う鳥(カケス)が5〜6羽も来て、短時間のうちにエサの半分近くを食べてしまった。
もともと小鳥たちの為にと思ってさげたのであって、大きな鳥にペロリとたいらげてしまわれるのは、我々の気に入らなかった。それで、その対策として、買ったときの屋根以外に低い屋根をもうひとつ付け足しすることにした。
小屋が出来あがってみると、 二階建ての家のようで、気に入った。こうしておくと、大きな鳥はラクにとまることが出来ないので、エサを一度にたいらげることはむずかしい。大きな鳥に対しての対策としてはまあまあだと思った。

ところが、翌日、窓からエサ小屋を見ると、なんと大きなリスがエサを食べているではないか!
窓を開けて追い払ったのだが、しばらくすると又もどってきて、地上1メートルほどのところに下がっていた小屋に、ラクに飛びあがってしまった。
そこで、庭小屋にあった長い鉄棒を地面に刺しこみ、それにエサ小屋が下がっている鉄棒をくくりつけ、今度は高さが1.7メートルほどになった。これでリスも飛びあがることはできないはず、と思ったのだが…。
翌日リスはまたエサ小屋でなにもなかったように“ヒトのエサ”を食べていた。家の窓から観察していると、なんとあの鉄棒をなんの問題もなく登っている……。
昔自分が船に乗っていた頃見た、“Rat guard”(ネズミがロープをつたって船に上がってこないように、円状の鉄板をロープにつけたもの)を思いだし、庭小屋にあったプラスチックのドーム状のものを鉄棒につけてみた。その後もまた観察していたら、同じリスがやってきて登ろうとしたが、この“リスガード”のためのぼることができなかった。それを見て、我々の勝利! と思った。

2〜3日後、二階のバルコニーの傍の軒下にかけたもうひとつのエサ小屋がひどく揺れていることに気がつき、バルコニーを見ると、なんとあのリスが手すりの上に座ってエサ小屋のほうを見ていた!!
まったくリスのしつこさに、我々は呆れてしまった。
バルコニーの傍の木の枝をつたってきたわけだ。今度はその対策として、手すりのところにナイロンの網をピンと張らずにとりつけた。ピンと張ると網をつたってのぼってしまうので…。今度こそ“反リス対策”に成功したと思うが(?)。

雨の多いこの頃だが、久しぶりに雨が上がったので、オープンされたばかりのスキー場に、スキーを持たずに行ってみた。
降った雪の上に雨が降り、夜に凍って氷のようだった。それでも若者たちはスキー、スノウボードで滑っていた。

去年、2匹の熊たちが冬眠した小屋があき小屋になっていた。中に入ってみると、冬眠からさめる頃、外に出ようとした形跡が見えた。
ゴンドラ乗り場の傍には小さな屋外スケート場があり、子供たちが楽しんでいた。

クリスマスも間近になったので、サンタのソリを引っ張るためのトナカイも待機していた。
ゴンドラ乗り場の建物の中では赤いシャツを着た若者たちグループが、ゴスペル風のクリスマスソングを歌い、クリスマスの雰囲気でいっぱいだった。

大昔(!?)、この時期に母と一緒に大きな木槌(我ら子供2人が足で踏んでいた)で餅つきしたり、石臼で水につけた大豆をひいて豆腐を作っていたことを思い出す。
今の若者たちに経験させてやりたいものだ。
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